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システム屋さんの忘備録

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Windows 10へアップデート後によくフリーズする

Windows 7のサポート終了でWindows 10へアップデートが進んでいますがアップデート後にフリーズするようになったとの問い合わせがあります。この事象のなかでWindows 7 32bitをWindows 10へアップデートしたパソコンで発生する事があります。これはインテルプロセッサーが対応していないことが原因でそれ以外のフリーズは他の原因と推察し切り分けします。

インテルプロセッサーWindows®10 32ビット対応表
インテルWindows 10対応表

基幹システムの影響で32ビットOSを利用していた企業ユーザーでは64ビットが主流になった後でもWindows 7 Professional 32bitを導入していました、法人向けパソコン販売サイトでは32ビットパソコンがトップページを飾っていました。その理由は企業で一番重要な安定性、互換性とコストによるものでした。そのパソコンをそのままWindows 10へアップデートするとインテルプロセッサー未対応基盤を使っているパソコンではフリーズが頻発するようになります。どうも調子が悪い、強制終了すればなんとか使えると言った状況になりますが安定性重視の会社で一日に数回の強制終了は苦痛になります。※現象を放置していた会社もありました。

この事象への対応はパソコンのリプレイスかグラフィックボードの増設です、パソコンのリプレイスではWindows 10 64ビットですとメモリ8GBまたはSSDドライブ搭載パソコンが増えています。グラフィックボードの増設では未対応の部分をカバーするだけでいいのでグラボは最低限の機能があれば対策が可能です、価格は約5,000円前後です。作業としてはWindows 7 にハードウエアインストールしてからOSのアップデートをします。これを適用したパソコンは数年たった現在でも安定しています。
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