自宅、会社、公共施設などでWi-Fiが多用されるようになり社内システム管理者からWi-Fi設置について相談を受けることが増えました。法人の場合は個人と違い同時に多くの人が接続し、また断線は許されませんので法人向け管理者機能搭載無線LANアクセスポイントを設置します。法人の場合ルーターなどは既設で拠点間VPN網などが機能しておりLANケーブルから容易に設置できる無線LANアクセスポイントを選択します。
相談の中でも多いのが「Wi-Fiに繋がりにくくなった」「繋がらない」です、主な対策は最新機器と入れ替えることになります。原因はユーザーが増えたことですが周りの電波環境にも影響を受けることもあります。法人向けの機器は3年ほどで新しい機能を搭載した新製品が発売されていますので積極的な機器更新で対応する事になります。家庭と違い法人設置では常に最新のWi-Fi機器を設置する事が重要と思います。
最新の法人向けWi-Fi機器
https://www.buffalo.jp/biz/product/child_category/pro-ap.html更新を勧めるもう一つの理由は法人向けのWi-Fi機器ではリピーター機能(WDS)が古い機種とは認証方法が違うので更新時には数台まとめて導入します、詳しくは
こちらのページをご覧ください。古い機種の転用はなるべく避けた方がいいでしょう。この部分はセキュリティ上の脆弱性になりますので今後も更新されることが予想されます。
2020/08/29追記
バッファローAP機種別認証方式
リピーター機能(WDS)に対応している無線LANアクセスポイントはどれですか【2020/08/29更新】
独自A方式
・WAPM-APG300N
・WAPM-AG300N
・WAPM-HP-AM54G54
・WAPS-HP-AM54G54
・WAPS-HP-G54
・WLA-AWC
・WLA-AWCG
・WLAH-A54G54
・WLAH-AM54G54
・WLAH-G54
・WLAH-HG-G54/R
・WLM2-A54G54
・WLM2-A54G54/H
・WLM2-A54G54/HA
・WLM2-AM54G54/HA
・WLM2-G54
・WLM2-G54/H
・WLM2-G54/HA
・WLM2-L11G
・WLM-L11G
独自B方式
・WAPM-1166D
・WAPM-APG600H
・WAPS-300WDP
・WAPS-APG600H
・WAPS-AG300H
独自C方式
・WAPM-1750D
独自D方式
・WAPM-2133TR(※2)
・WAPM-2133R
・WAPM-1266R
・WAPM-1166D(※1、※3)
・WAPM-1266WDPR
・WAPM-1266WDPRA
・WAPS-300WDP(※1、※4)
・WAPS-1266
※1. 「Reverse Direction Grant」を無効にし、VLANモードを「Tagged」にすることで接続可能です。
※2. ファームウェア Ver.1.05 以降で対応しています。
※3. ファームウェア Ver.1.10.3 以降で対応しています。
※4. ファームウェア Ver.1.8.2 以降で対応しています。
WDS認証方式が同じ方式でなければ、相互にWDS接続を行う事はできません。
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