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2019年03月18日
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カテゴリ:エジプト紀行
​​​​​​​ ​カルナック大列柱室を抜けて崩れた第4塔門付近。2本の古代オベリスクが立っている。父と娘の親子のオベリスクだという。通路右側(南)に立つのは、トトメス1世の高さ22mオベリスク。第5塔門の前に立つのが、エジプト内では最大級のハトシェプスト女王のオベリスク(高さ約30m)。​

 古代エジプト時代、アメン神殿には20本ものオベリスクがあったという。持ち出されたり、壊われたりして現在2本が立っている。ハトシェプストのオベリスクは、2本対で造られたが、そのうちの1本は折れて、聖なる池の傍に横たわっている。先端を近くで観ることができた。​

 列柱とは異なり、オベリスクは一本もの。30m級ともなれば重量は300トンを超える。この細くて重い石の「串」をどのようにして建て込んだのだろうか。解明されておらず諸説あるようだ。そのなかのひとつに、盛土した土を下から除いて、自重で自立させたとある。写真-6を参照。​

 世界各地に散った古代オベリスクで最大のものは、ローマ・サンジョンンニ広場にあるトトメス3世の高さ32.2m。カルナックのトトメス3世の片方のオベリスクは、現在トルコ・イスタンブールのヒッポドロームに立っている・・。​​​​​
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写真-1 大列柱室を抜け、2本の親子オベリスクを望む。左側がトトメス1世のオベリス。

写真-2 第5塔門から中央通路とオベリスクを見る。右側がハトシェプストのオベリスク。

写真-3 トトメスのオベリスクのアップと台座。


写真-4 折れたハトシェプストのオベリスクとスカラベの彫刻。


写真-5 第7塔門・8塔門の西側にある「聖なる池」。


写真-6 古代オベリスク立て込み方法の一例。 


写真-7 イスタンブール・ヒッポドロームのオベリスク。





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Last updated  2019年03月18日 06時00分11秒
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江戸川らんべえ

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