カテゴリ:日本南海クルーズ
台北観光の見所の一つに故宮博物院がある。今回の訪問で3回目になる。中国歴代王朝の皇帝たちの収拾したコレクションを基に、約69万を収蔵する博物館。中華文化のみの文物を展示する異色な博物館だ。いや美術館と言うべきか。春・秋などに展示物を入れ替えるで、新たな発見があるという。 皇帝・妃らの遺品は、民族の遺産として一般公開されているが、戦前は大変な目に遇っている品々だ。日中戦争の戦禍を避けるために、「大量疎開」した。1931年満州事変が始まると、南京から四川省、終戦になると南京に戻り、内部対立により台北に行き着いたのは1948年。 小生らツアー観光隊は、多くの時間を館内に滞在できないので、5大宝物を眺めてから、館内に流れてゆく。今回は陶磁器と書・絵画を観て歩く。ほとんどのフロアで写真撮影がOKであった。当然、フラッシュ撮影や自撮りは禁止である。 薄暗い館内照明とガラスケースの反射などで、クリアな写真は難しい。しかし後日パソコンなどで拡大して、精緻な部分を観る楽しみがある。人気の「象牙多層球」は、台座から下し、より近くで観ることができた。展示にも工夫するようになって来た感がある。
写真-1 雨の故宮博物院。 写真-2 翠玉白菜など。 写真-3 象牙多層球と黄楊木高足套盃など。 写真-4 楊貴妃像など・・。 写真-5 陶磁器など・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年06月23日 05時30分05秒
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