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2019年09月15日
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カテゴリ:博物館など
​​​​​​​ ​特別展三国志展の第2章「漢王朝の光と影」では、王朝の栄華から衰退、そして三国時代の幕開けを伝える。約400年続いた漢王朝は、大帝国に成長し、全国各地に統治の網を張り巡らした。しかし、2世紀後半、王朝内部の政争から皇帝の求心力が失われる。​

 朝廷の権威が落ちると、黄巾の乱が全土へ燎原の火ごとく広まる。道教信仰の太平道は、政争や凶作に喘ぐ民衆の心をとらえた。「蒼天はすでに死、黄天まさにたつ」が合言葉。その「倉天の碑」が安徽省から出土している。蒼天は漢王朝を、黄天は太平道を意味する。​

 そんな折、中郎将だった董卓(とうたく)は、黄巾の乱の討伐で力をつけ、落陽(当時の都)にはいり権力をほしいままにする。董卓の部下であった思われる「張将軍」の副葬品の中から、「儀仗俑」と「酒樽」が出展されている。莫大な富を得て、豊かな暮らしぶりが伺い知れる。​​​​​

 若き劉備が筵を織って暮らしていた河北省タク州市から出土しものや、ラストエンペラーとなった献帝が貴族として暮らした、穀倉地帯(山陽地区)の穀倉楼なども展示している。​
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写真-1 洛陽で作られた石像「獅子」山東省、2世紀、山東博物館。


写真-2 「儀仗俑」と華やかな「酒樽」河南省洛陽市、2世紀,甘粛省博物館。


写真-3 「多層灯」と「鏡台」、河北省タク州市、2世紀、タク州市博物館。

写真-4 「五層穀倉楼」と「四層穀倉楼」、河南省焦作市、2世紀。


写真-5 「三層穀倉楼」と「邸宅」、2世紀、焦作市博物館。


写真-6 「倉天碑」 安徽省2世紀、中国国家博物館。





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Last updated  2019年09月15日 10時56分39秒
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