カテゴリ:散歩想観
東深井(地名)に小さな石仏を包み込むように紫陽花が咲いていた。普段は見過ごしがちな参道の石仏。青紫色のアジサイが訪れる人の興味を惹く。深井山浄信寺(じょうしんじ)の境内である。主要幹線道路・流山街道から少し離れた場所に建つ浄土宗のお寺。 浄信寺は、流山街道と旧街道の交わる位置にある。江戸初期に、北西500mの場所から移転して来たという。火災が原因か・・。そして、この寺院の前を旧「日光東往還」が通る。江戸時代、大名行列が通ったとされる。 創建が享徳2年(1453)とされる浄信寺。1465年に応仁の乱が勃発して、戦国時代に突入する。そんな時代、関東の深井村でも浄土宗が広まっていた。江戸川の東岸台地(深井地区)は、小金城主高城氏の支配地域。支城(西深井城)が築かれたという。旧街道脇の寺院である。
写真-1 深井山浄信寺に続く参道の紫陽花。 写真-2 アジサイが惹き立てる石仏。 写真-3 旧街道に面する門は開かれている。 写真-4 石造りの浮彫仏像とガクアジサイ。 写真-5 鐘堂と観音石像。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年07月03日 06時00分07秒
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