交換ではなく修理で綺麗に直らないかとのご相談をいただきました。
当店では修理に自信を持っていますのでお任せください^_^!

バンパーとテールランプを外したところ、内部の骨格にもダメージを確認。

見えない内側からきっちり骨格を直します。写真は接着板金の様子。


板金完了。バンパーとテールランプとのフィッティングもバッチリです👍

修理完了。テールランプは多少のキズと内側のわれがありましたが、機能的に問題はないので再使用、バンパーは修理しました。
今回部品代は1000円程度、当初の見積もりの1/3で修理できました。

板金塗装工場を営んでいると車をぶつけた方から、板金修理は板金塗装工場、新品交換はディーラーが良いという方がいます。別にどちらでも構いませんが、板金修正の技術がなければ新品交換はできません。
どのお店に依頼するにしても、確かな修正技術を持ったお店に依頼する事をオススメします^ ^
   
 

塀で擦ったダメージ。

極力下処理を小さくして、塗る範囲を最小限に。塗装料金も安くなります^ ^


板金完了。この後UVパテ、UVサフェーサーで処理をします。UV製品は時間短縮のみならず、処理範囲を大幅に抑えることも出来ます。

塗装完了。塗装範囲は前後ドア、サイドスポイラーでした。

この色、普通の赤とおもいがちですがキャンディーレッドと呼ばれる塗装がされています。その名の通りキャンディー🍭のような深みのある綺麗な色ですね!
しかし従来の赤と比べると、塗装工程が増える分料金も割高に。一昔前はカスタムカラーの定番でしたが、現在は新車のラインナップにも登場。キャンディーカラー以外にも特殊な塗装がどんどん登場しています。
愛車にどのような塗装がされているのか?調べてみるのも面白いかもしれませんね^ ^



 
損傷パネルを修理するには損傷部に加わっている力を取り除いてやれば良いわけですが、その力がどの方向からの入力か、どの部分まで加わっているのか、最終到達地点を最初に判断します。そして加わった力には必ず反作用する力、この場合押し戻そうとする力が発生します。

力の最終到達地点、それと反作用を意識して修理すれば素直にパネルは元に戻る、戻らなければ何らかの力が邪魔をしているという事でしょう。

板金完了
今回は裏の骨格部には大きな損傷が無かったので簡単に直せました




ドア端部が折れ曲がったダメージ
この位の範囲の修理にはUV照射機がかなり有効です


板金完了
ここまでは同じ作業

ここからUV照射器が登場
UV(紫外線)を照射して中塗り塗料を乾燥中の画像です

下塗りのプライマーやパテなら1分以内、中塗りのサフェーサーで5分以内で完全硬化!この後すぐに上塗り作業準備にかかります。
熱による乾燥と比べると1/5以上の時間短縮です。

重要なのは完全硬化までの時間。この短時間で完全硬化します。完全硬化する事で塗装トラブルのリスクが大幅に減少。すなわち高品質でハイスピードな作業が可能となりました。

但し熱による乾燥が悪いわけではありません。範囲や場所によっては熱による乾燥が有効な場合も多々あります。
適材適所で使い分ける事が重要ですね^_^





 

バックドアの端っこと中央部付近の修理

ドア裏側、表からは見えない部分です
鉄板が歪に曲がっているのがわかります


鈑金完了




よくある損傷ですが、端と裏側を直せば表の平らな部分は八割直っています。
逆に言えばここを直さない限り修復できません。
当たり前の事ですが、隠れる場所でもしっかり直す。これが綺麗に早く直せる秘訣です^_^