東京都北区では

 

平成29年度末~30年度入居

 ザ・ガーデンズ 東京王子 総戸数864戸

平成30年度末入居

 ザ・パークハウス オイコス赤羽志茂 総戸数500戸

 

が建設されました。

この影響を東京都北区の人口統計表で分析してみたいと思います。

 

(参考)東京都北区人口統計表(北区ホームページ)

http://www.city.kita.tokyo.jp/kuse/toke/tokehyo/index.html

 

ツイッターにも書いたところではありますが

平成30年2月1日現在と平成31年2月1日現在の人口統計表を比べて見たところ、

ザ・ガーデンズ 東京王子が建設された王子5丁目はこのようになっておりました。

 

〇王子5丁目の年齢別人口の変化

 

    H30/2/11 → H31/2/1

0歳児 50名 → 160名(110名増加)

1歳児 67名 → 187名(127名増加)

2歳児 49名 → 156名(107名増加)

3歳児 56名 → 139名(83名増加)

4歳児 55名 → 134名(79名増加)

5歳児 55名 → 86名(31名増加)

 

0~2歳児の伸びが100名以上という・・・。

 

ちなみに、

 

敷地内に開設された保育園の定員はというと?

 

0歳児 6名

1歳児 12名

2歳児 13名

3歳児 13名

4歳児 26名

5歳児 26名

 

全然足りてない!!特に0~3歳児!!

 

共働き世帯が増加の1割しかいなければ足りるか・・・ってそんなわけない。

保育園落ちたという人も増えそうですね。

大規模マンションの建設が大きく影響するわけです。

 

ザ・パークハウス オイコス赤羽志茂

の影響がどれだけ出たかはまだ人口統計表が発表されていないので

また後日に評価したいと思います。

こちらのマンション内保育園もありますが、定員はとてもカバーできる人数ではないですね。

志茂あたりは、来年に志茂保育園が移転して定員数が増えるのと

旧赤羽中学校跡地に保育園が出来ますから(平成33年頃の開設見込らしい)それで対応できるかというところですね。

500戸だと少々足りない気がいたしますが・・・。

 

ちなみに・・・。

 

過去これまでの大規模マンション建設の影響を調べるために

 

過去に大規模マンションが建設された地区の各年4月1日の0歳児の人口推移を分析してみました。

 

〇滝野川6丁目の人口推移

 (0歳児の人口推移)

 

H26/4/1 44人

→(パークタワー滝野川245戸建設)

→H27/4/1 83人(39人増加)

→H28/4/1 83人

→H29/4/1 75人

→H30/4/1 61人

 

〇豊島5丁目の人口推移

 (0歳児の人口推移)

 

H24/4/1 37人

→(ヴェレーナ王子351戸建設)

→H25/4/1 95人(58人増加)

→H26/4/1 84人

→H27/4/1 94人

→H28/4/1 98人

→H30/4/1 61人

 

となりました。

 

大規模マンション建設でしばらくは0歳児が多い状況が続きつつ、穏やかに減少していく傾向があると思われます。

 

子育てを始めた世帯、もしくは子育てをこれから始める世帯がファミリー世帯のマンションを買う傾向にあるみたいです。

 

東京都北区が保育園入りやすい!と聞いて引っ越す人も多いのかもしれません。

 

実際に激戦区の世田谷区から東京都北区に保育園入るために引っ越してきたという人も聞いておりますし。

 

来年10月からは幼児教育無償化もありますし、来年度の保活もなかなか厳しそうです・・・。

 

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