聞いちゃえばいい、頼っちゃえばいい。それも、経営者やサラリーパーソンの実力のうちっ! | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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大切なのは「売り込む」のではなく「欲しくなってもらう」仕掛け。
だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。

日曜日の早朝、NHKで「目撃!にっぽん」という
ドキュメンタリーをやってます。

早く起きた日は割と見てることが多いです。


昨日はこんなタイトル。
  やじるし
「働いて人生を取り戻す~元ニートたちの挑戦~」




ニートや長年引きこもりだった人たちが、
屋根の施工業者さんのところで、自分を取り戻していく。


渦中にあって苦しむ若者が、
一足先にニートを脱出した先輩に語った言葉が
なぜかグッときました。

 






今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!







24才のその人は、
一旦はそこでがんばろうと決意するものの、
次第に会社を休みがちに。ショック!


ベテランの職人さんがあれこれ心を砕いて、
再び出社するようになったものの、
やはりふと屋根の上で手が止まってしまう。





以前と同じ状況。


「できない」「やれない」「どうしたらいいか分からない」
という壁にぶち当たって、自分でどうしていいか分からず、
再び引きこもりに戻りかけた。





見かねた職人さんは、過去にニートだった先輩社員さんに
それとなく声をかけてくれるように頼みます。

何かを察した先輩社員さんは、すぐに
24才の新人さんに、「どうしたの?」と。

 




すると彼は今まで誰にも話したことがないことを、
ポツポツと語り始めた。

中2でいじめにあったこと。

お前なんかダメだ、とか
何もできないくせに、と言われたとか。





それ以来、自分はダメだ、できないと思い込み、
もっとダメだと思われるのが嫌で、
「分からない」と言えなくなった、誰にも頼れなくなった、と。




黙って聞いていた先輩は、実は自分も
小学校の時に無視されるいじめを受けた、と
打ち明けます。



 

 


それで自分も一時引きこもったけれど、
「切り替えるのが一番」と考えた。

 


できないんだ、分かんないんだ、
じゃあ、教わればいい、聞けばいいって。






それを聞いた新人さんは
次の日、また屋根の上で固まっちゃうんだけど、

しばらく固まった挙句に、

「〇〇さん(ベテラン職人さんの名前)、
 ここどうしたらいいか教えてください」

と声を出して動き始めた。







後で番組スタッフが声をかけたところ、

「やっと聞けた。ここからです」と。

 

 

 






この言葉を発した時の新人さんの表情には、
決意のようなもの、その人の新しい心が見えました。

なんか純粋にスゴイと思った。







これを「ニートの人の話でしょ」と笑うのはたやすい。

「そんなことすらできずに引きこもってしまうなんて」
と批評するのは簡単。




でも実は誰しも、
「聞けない」、「頼れない」っていう心
~プライドみたいなもの~を持ってるんじゃないでしょうか?




 

 

 

 



私も会社員時代、全く知らないことを手掛けることが多くて、
難問にぶつかってもなかなか聞けない人でした。(^_^;)

全く知らんこと、ですから、
いくら自分でなんとかしようと思ってもどうにもならない。

無理にしようとすれば膨大な時間がかかる・・・
ことは分かってるのに、

 

それでも、
「一人でなんとかしなきゃ」、「人に頼ったらアカン」etc.
そんなミョーな考えに凝り固まってました。

 



(イメージでいったらこんな感じだったかなぁ。。。^^;)

 

 




でもある時、「こら、どもならんわ・・・」とマジでギブアップ。(-。-;

  


 

 


プライド(?)も何もかもかなぐり捨てて、
とにかく一生懸命に、


「ここ、分からないので教えてください!!」

「これはどうしてそうなるのですか?」

「これってどういうことですか?」


等々、専門にしてる人たちに教えを乞いました。
 

 


すると一瞬、「そんなことも知らんの?笑い泣き」と驚かれますが、
その後必ず、

「あ~、何も知らんねんな。教えたらなアカンな~。(^0^;A」と、
みんな快く、持てる知識や経験を披歴してくれました。

 



それにどれだけ助けられたか。





冒頭、「グッときた」と書いた訳はそういうことなんです。

得意な人、その分野を仕事にしている人に聞いた方が
百倍も千倍も早いし、

先達たちもきっと、後進のために何かしてあげたいと思ってる。






どんな業種、どんな職種、どんな年代の方にも、
私と同じように、「聞けない、教えてって言えない」方は
たくさんいらっしゃると思います。


どうか、手に負えないと思ったら
堂々と聞いてください、頼ってください。






それが結局、あなたの為になり、ひいては
あなたの周りの人、会社や組織、
時には家族のためにもなると思うんです。







ホンマにかつて「どんだけぇ~w(@o@)w」ってほど
たくさんの人に助けられました。

そんな覚えのある私が今、自分の職業として、

或いは、国の制度である「ミラサポ」を使って、
ほんの少しでも誰かの手助けができるのは
何かの巡り合わせだと思うんです。



自分一人、或いは自社だけの考えでは、
凝り固まってしまってなかなか突破口を見つけられない・・・

そんな悩みも、第三者の視点を借りれば、
「な~んや、そんな所にヒントがあったんか。ひらめき電球
ってなることが多いです。


 

 



どうぞ、いろんな専門家が在籍してるこの制度、
うまく使って乗り越えて頂ければいいな~と思います。

 

 


あ!もし「ミラサポ」を使われる場合は、
できれば年内に一度使って頂くことを強くお勧めします。

 


「年度内」、「2月末まで実施」という期限的
  &
「予算」という金銭的縛りがある上、

「予算」が尽きれば、年度途中でも打ち切られるからです。

※「年度内に3回まで」使えます。





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