「過去は変えられない」。
フツーはそうですよね。
当たり前です、起こった(過ぎた)ことだから。
でも、私が信奉するエクスペリエンス・マーケティングの
藤村正宏師匠からは「変えられる」と教わりました。
もちろん、ドラえもんよろしく
起こったできごとを過去に遡ってどうにかする・・・
ということではなく、
過去の受け止め方を変え、自分を変える
という意味で。
(↑こういうことではありません。^^;)
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
ものすごくアグレッシブで、
頑張り屋さんの固まりみたいな美しい女性に出会いました。
私より少し年下で長女さん。
バリバリ昭和の家庭・価値観の中で育たれました。
お話してて、
「小さい頃のおやつって、
かりんとうとかそばぼうろとか、
煮干しとか干し柿とか、
レトロなもんばっかりでしたよね~」
なんて共通点にものすごい親近感を感じたり。(笑)
(おばあちゃんの部屋にいったら大抵あったこういうの。
茶色とかグレーで子供が喜ぶような色彩じゃなかったなぁ。^^;)
私の両親(とりわけ父)も典型的な“昭和の親”ですが、
その方の亡きご両親はそれに輪をかけたタイプだったようで、
「あれしてはダメ」とか
「なんでそんなことをするの」とかって、
ことごとく“出る杭”を押さえつけられたそうです。
(昭和の親子ってこんなイメージですよね。)
「とても保守的な(考えの)両親だったので
“冒険”することを許してもらえませんでした。
もっと自由にさせてもらえたら●●できたのに、
もっと〇〇だったら良かったのに・・・、
何度そう思ったか分かりません」と。
「でも今にしてみれば、
両親は私が“飛ぶ”のを邪魔してたんじゃなくて、
放っておくとどこへ行ってしまうか分からない私の足を
しっかり地につけててくれてたって思うんです」
「そうしみじみしたら、
わだかまりがありがたさに変わりました」
そうおっしゃったお顔は、
芯から納得した穏やかさに満ちていました。
その方の子供時代に起こったこと、
~「あれダメこれダメ」といわれた経験~は、
決して覆ることはありません。
「なんでやねん!」と憤った忸怩たる思いも
変わることはない。
しかし、
「両親の考え、両親なりの愛情が
分かったからこそ、
今、生前より二人を身近に感じるんです。
要所要所というか、
ここ一番!っていう時には
助けてくれてるんだな~って分かるんですよ。
本当にありがたいことです」
そうキッパリとおっしゃったお顔はとても眩しかった。
あ、「過去を変える」ってこういうことを言うんだ、
と目の当たりにしました。
分かっていても自分ではなかなかできないことを
見せて頂けたんだな~ってありがたく思いました。
これって、私にとっても、あなたにとっても
何かのきっかけになるかも・・・・・・。
そう思って書かせて頂きました。
Nさん、ありがとうございます。m(^ ^)m
ご訪問ありがとうございました。m(_ _)m
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