昨日早朝、たまたまEテレがついてて
「旅するフランス語」っていう番組がやってました。
(これで「フランス語話せますか?」だそうです。^^;)
「フランス語、分らんし・・・」と思って
チャンネルを変えようとした瞬間、画面片隅に
「バレエ」という字が見えて、変えるのを止めました。(笑)
東京バレエ団のプリンシパル、
柄本弾(つかもと・だん)さんが、
本場フランスのバレエ団で、
フランス語でレッスンを受けられてて、
思わず見入ってしまいました。(^-^;
でも、見てよかった~~
やっぱり、
バレエからビジネスの気づきをもらっちゃったから。
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
柄本さんがレッスンに参加されてた
キャピトルバレエ団は、
パリ・オペラ座に次ぐという評判の団。
なので、そのレッスン風景たるやすごくて、
朝の支度の手を止めてひたすら見入ってました。(^^;
中でも「やっぱり」というか「さすが」と感心したのが、
同団の芸術監督(元パリ・オペラ座のエトワール※)が
柄本さんにおっしゃったこの一言。
「踊りは外から中に入ってくるものじゃない。
(自分の)中から外に出ていくもの。
そう考えを変えた時に、
踊りの質も変わるよ」。
※エトワール(Étoile、複数形:Étoiles)は、フランス語で星の意。
そこから転じてさまざまな意味に用いられる。
パリ・オペラ座バレエ団のダンサーの最高位。
プリンシパルの中でも特に花形ダンサーを指す。
(ピクシブ百科事典より)
伝統があり、何十年と人々に愛されてきた
芸術団体やアーティスト集団には、
やはりそれを支えるだけの哲学みたいなものがあります。
会社に置き換えるなら「企業理念」。
もっと平たく言うと
プロジェクトなんかでいう「コンセプト」ですよね。
あの芸術監督の言葉は、企業でも特に小規模な会社や、
個人経営のお店にはすんごくあてはまると思うんです。
景気がどうのとか、外部環境云々を言い訳にするのではなく、
トップとしてこう考える、こうしたい・・・
って思いがほとばしり出た時、
外から見えるようになった時、
目を見張るような変化を遂げる。
(まるで卵からひなが孵るように。)
「いやいや私なんて・・・」と
経営者が尻込みするところは、結局、
“色”が見えなくて、他と同じに埋没してしまう。
パリオペラ座のエトワールというのは、
何千人、何百人の中から「やっぱりこの人」と選ばれた人。
そういう人は、やはりテクニックが優れているだけじゃなく、
舞踊というものの本質を腑に落とし、そのレベルで踊る。
経営者も、自分の会社・お店のエトワールなんです。
どうぞ存分に“個”を出してほしいな、
って思います。
お客さんはその人にしか出せない“輝き”に
惹かれるのですから。
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