先週の日曜日、親しい知人に、
ある地方の凄すぎる和食屋さんに連れて行ってもらいました。
「(私自身が)疲れたな~とか、
美味しいもので癒されたいな~って思った時に、
まず思いつくお店です。
ちょっと遠いんですけどね。
運よく予約が取れたのでご一緒しません?(^^)/」と。
(イメージですが、彼女的には
こんなふうにホッと一息つけるんでしょうね。)
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
住宅街にあるこじんまりとした風情のあるお店でした。
内装や調度品にも、
「お金かけましたー!」ではない“品”っていうのかな、
そこはかとないセンスが漂ってて、
押し付けがましさなんてカケラもなく、
「心地いい」とおっしゃるのが
一瞬で見て取れました。
そこで供される和食のコース。
一つ一つの器も質実且つ美しく、
もちろんお料理自体も、出汁文化の大阪人の私が驚くほど!
お吸い物なんて、
「よくここまで出汁の味だけで・・・」と絶句するような
上品なうまみ。
かつて一度だけ同じようなお吸い物を味わったことがあります。
北浜の証券取引所の近くにある老舗「花外楼」さん。
(建て替え前の)旧館のお座敷でいただいた
正にあのお吸い物の味でした。
お刺身はさすが「すし王国」と言われるところ、
プリプリ感半端ないっ!
お茶漬けは「本当にこれがお茶漬けですか?」と
驚くほどのクリーミーさ。(=゚ω゚)ノ
デザートのお豆腐のブラマンジェキウイソースに
いたっては、絹ごし豆腐をさらに濾したよう。。。
・・・と、まあ私のメニューはこんな感じだったのですが、
誘ってくれた知人は食養生のためほぼベジタリアン。
上記メニューを精進料理に近い形で別に用意し、
同じタイミングで(=どちらかが気を使わなくて良いように)
出してくださいました。
味・気配り・設えに加え、
決して出しゃばらないさりげない笑顔のおもてなしに
ノックアウトされてしまいました。
知人が「何か月かに一回はどうしても来たくなる」
と話した理由がすんごく分かりました。
これ、別に食レポで「美味しいもの発掘!」
ではありません。(^-^;
親しい人からの推薦がどれほどに強力か、
どれほど、
「行く前から」の信頼と、
「行った後」の納得が生まれるか、
を記したかったんです。
派手な販促をして大勢に知ってもらう手もあります。
でもその対極として、
数は少なくても、濃いお客様を持つことも
途轍もない効果を生みます。
濃いお客様は、
最初は少なくても
そんな人を一人でも二人でも増やしていくこと。
それが結局、永い繁栄につながるのだということを、
あのお店は教えてくれました。
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