昨日、長野県のベテラン経営者さんと、
ゲストハウス運営者さんに触発されて、
「ただお金を配るだけではない、
なんかちょっとワクワクする『みらい』」
なんて書きましたが、
実はその少し前、
私自身もやりきれない気持ちになってました。
んで思わず、
懇意にしている商工会議所の担当者さんに
「こんな状況が続くと、小規模事業者や個人事業主は、
閑古鳥と共に心中・・・ってことにもなりかねません」
なんてちょいとグチっちゃったりも。。。(^-^;
親しい間柄ゆえに口をついて出た“澱”のような感情。
先方さんには「悪かったな」と思って後で謝りましたが、
そんな抱えてたもやもやを吐露した後だからこそ、
余計に昨日のようなことがスッと入ってきて、
今だからこそ、こんなお金(公金)の使い方
してくれたらええんちゃうの~!な案がワサワサ出てきました
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
昨日の「みらいの宿泊券」の飲食店版のような仕組みが
3/31のMBS「ミント!」で紹介されてました。
「さきめし」っていう制度というかアプリです。
こういうのです。
このアプリに登録した福岡県のビストロのシェフが、
こうおっしゃってるのを聞いて、
「そうだよね」と膝を打ったんです。
大阪のカレー屋さんも、
「これは、大阪ならではの『いらち』な気質にピッタリや!」
ってことでこんなのを始められました。
この瞬発力に脱帽ですっ
企業やお店の資金繰りということに限って言えば、
現段階では補助金や助成金、
税金や公共料金の納付延期等に加え、
更に損失の繰り延べといった財務的手当ても
総動員しての支援が欠かせません。
でもそれと、「お肉券」、「お魚券」とかでのバラマキって
ちょっと違うと思うんですよね。
確かに今、つなぎの資金はものごっつ必要です。
でもここが大阪だからかもしれませんが、
それ以外でただ与えられるって、
事業者として忸怩たる思いになるんじゃないでしょうか。
基本、ビジネスの対価って、
自分の商品や技術が喜ばれ
役に立った見返り、ですよね。
「おいしかったよ」、
「いや~、ホンマ助かったわ」、
「あなたがいてくれてよかった」、etc.
そんな言葉や喜びと共に
帰ってくるのが利益だと思うし、
今こんな状況だって、思いたい。
少し話しはそれますが、1929年の「世界恐慌」の時に
「ニューディール政策」ってありましたよね。
アメリカが取った大規模な公共事業(主にダム建設)策です。
(TVA[テネシー川流域開発公社]の
公共事業に従事する労働者。Wikipediaより)
民間で仕事がなくなった、
それなら官が仕事を作りましょって、
やったやつです。
労働者はダムを作ることで賃金を受け取り、
ダムそのものも役に立った。
今の日本で別に箱モノを作れというわけでは全然なくて、
“今だからこその需要”を探り、
或いは創り出して、
そこに従事してくれた
人や会社に国が対価を払う。
今、政府や官僚が知恵を絞り実行しなきゃいけないのは、
お肉券でも、全世帯にマスク2枚配布でもなくて、
こういうことだと強く思います。
“今だからこその需要”って何かと言えば、
これまで「いつか時間があったらやろう」とか、
「これがこうだったらいいのにな」と
ため息をついてきたこと。
そういうのをこの際、ぜ~んぶやっちゃうんです。
もし私が経済産業大臣だったら、
考えうる限りの感染予防措置を講じて
繰り返しますが、
壁に絵を描いてくれるアーティストさんなら運動場に一日一人等、
考えうるMax.の感染予防措置を取り、
且つ、一定の品質・基準の設定は必要です。
でも、
知恵を絞れば他にもいくらでも出てきそうです。(*゚ー゚)( 。_。)
自分の得意や好きなことの労働の対価として・・・
っていうのは受け取る方も張り合いがあります。
それにこれまで見て見ぬふりをしてきた、というか、
いつかやろうと思ってたことが
キレイになったり解決したりすれば、
後でちゃんと役に立ちます。
今後のためになります。
こういう細かいことを、一個ずつ積み上げていく。
国にそれをせよというのは無理なので、
国は基礎自治体に予算を渡す。
そして地域の事情に合わせて
それぞれに良いように使ってもらう。
なんでも一律ドーン!と大ざるですくうのではなく、
細かくお玉で需要を創っていく。
そんなのの方が、
本当に&後々までいい形で残ると思うんですよね。
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