「マスク2枚配布」発言の影に隠れている、けれど大事なこと。 | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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4/1に飛び出した「全世帯に布マスク2枚ずつ配布」発言。






朝日新聞の記事を借りると、

「布マスクを5千万余りある全世帯に2枚配る方針を示した。
 再来週以降、日本郵政のシステムを使い、
 感染者数の多い都道府県から順次配る」。


これをご覧になってあることに気づかれませんでしたか?


今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!







鋭いあなたならもうお気づきですよね。(*゚ー゚)( 。_。)

そう、、、

「5千万余りある全世帯に」
「日本郵政のシステムを使い」


って所です。



先月、北海道の家庭にも
日本郵便の配達員さんがマスクを
配ったりされてましたが、(しかも雪の中!)


 


こういうことを「する」って言えるのは、
郵便局員さんが一軒一軒、来る日も来る日も、
配達してくださってるから。

 


みんなが外出を自粛する今も、です。



だからこそ、「全世帯に配る」
なんて発言ができるわけですよね。





4/2の朝日新聞読者投稿欄で70歳代の男性が、

リアルに集まれなくなったので、
ハガキや手紙を多用するようになった

と書いておられました。


そんな書く楽しみ、友とのやり取りができるのも、
配達してくれる人がいるからこそ。


 




物流全体に目を向ければ、郵便局だけでなく、
〇ロネコヤマトも〇川急便も〇本通運も、
〇オンなんかが自前で持ってる物流網も、
そうですよね。目



外に出にくければ通販を利用すればいいとか、

トイレットペーパーが品薄なら
もっと店頭に届ければいいとか、

いろいろ言ったり考えたりしますが、
いわばそれは“私たち都合”。




物(モノ)ですから、

結局誰かが動かしてくれなきゃ、
手元には届かないんです。



 



そういう製造・物流・小売りに関わる方々って、
日々奮闘されてる医療従事者と同じくらい大変。





総理があんなことを言えるのも、
日々スーパーに買い物に行けるのも、
張り巡らされた物流網と運んでくださる人が
いるからなんだな~・・・と、

あの発言から思い至りました。





「マスク2枚」発言から、
日々の暮らしを支えてくださってる人やシステムに今一度

思いを巡らすことができたのは一得一失だなぁと思いました。






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