今この状況で「文学は何の役に立つのか?」という問いに。 | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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大切なのは「売り込む」のではなく「欲しくなってもらう」仕掛け。
だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。

今日、緊急事態宣言が出るそうです。

「ホンマに大変な状況やねん!」ってことを
強く訴えるのが目的です。


ただこれに諸外国のような強制力はありません。

「外出たら罰金」とか、
「歩いてるのが見つかったら強制腕立て伏せ」、
なんていうことにはなりません。


まずはそこの誤解が怖い。タラー
一歩間違えば買い占め、パニックetc.の引き金ですから。



今一度自分の行動を振り返る。


その上で、

自分の精神と心をささくれさせない。


改めてこれがホント重要だって思ってます。







今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!








先月末の朝日新聞「論壇時評」で
ジャーナリストの津田大介さんが、

今次の状況と文学について考察されていた一文に
「ほぉ~」と思いました。



「多くの人は巨大なジレンマに
 長期間さらされることに耐えられない。

 安心と自由の間で振り子のように気持ちが揺さぶられると、
 やがて心に余裕がなくなり、
 そうなると『ウイルスに』ではなく
 『人に』いら立つようになる」と。



 




そのアンチテーゼのように
引き合いに出されていたのが、文学。

 

 


平野啓一郎氏が『中央公論』4月号に書かれていた
「文学は何の役に立つのか?」を取り上げ、

 


「(文学は)

 今の世の中で正気を保つため(にある)」と。


 



クローバー クローバー クローバー クローバー クローバー ここから引用 クローバー クローバー クローバー クローバー クローバー

 


文学には読んでいる時の他者への共感と、
読後に読者同士がより自由に、
より寛大に共感し合う効果があるというのがその理由だ。

他者への共感とは、
すなわち立場の違いを超えてジレンマを乗り越える力だ。

 


クローバー クローバー クローバー クローバー クローバー 引用ここまで クローバー クローバー クローバー クローバー クローバー
 

 


 
 

 



ジレンマや、置かれた理不尽な状況に
耐える力と回復する力

~すなわち「レジリエンス」~を
身の内に宿すのが「文学」だと。




 

 

 

 

 


「Stay at home」がキーワードの今、

親子一緒の時間を利用して、

同じ本を読んでみるってのもいいですよね。


 

 

 


或いは、片時も離せなくなってるスマホを敢えて離して、
空いた手に本を取ってみる。
一挙に“積ん読”解消!のチャンスかもです。^^


 






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