チョグク法務長官が辞任を発表 in Korea | あくまでも私的な韓国

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2008年、韓国生活とブログが、ほぼ同時にスタートしました。2021年の肺癌手術を経て、終活を念頭に置きつつ、日々を生きたいと思っております。

急転直下の辞任。

 

本人によると

 

理由は「家族、特に妻を気遣って」だとか。

 

直ぐには事実だと受け取れませんでしたが

 

現政権に詳しい知人からの確認も取れました。

 

しかし、今後も予断を許さないでしょう。

 

チョグク法務長官の前の仕事は民政主席と言って

 

韓国のお偉方の周辺事情を把握することでした。

 

現大統領を含め、お歴々の秘密を

 

一手に握っているのですから

 

本人がどのような報復に出るのか

 

はたまた逆に検察側から

 

完全に抹殺されてしまうのか

 

今後の動向を見守りたいと思います。

 

 

とりあえず生活者としては

 

経済問題と外交問題を見直して

 

庶民生活を改善して欲しいと願っております。

 

 

 

韓国語ですが、以下のサイトに

 

辞任コメント全文があります。

 

http://www.munhwa.com/news/view.html?no=20191014MW140001259886&w=ns

 

 

大まかな内容ですが

 

「人権を尊重する検察改革を使命と考え

 

ムンジェイン政権の初代民政首席や

 

法務長官として2年半全力を尽くしたが

 

家族に捜査が及び、国民、特に若者を失望させた。

 

自分の役割は、ここまでだと考える。

 

しかし、法務長官就任一か月で

 

迅速推進検察改革改革課題を発表し

 

法改正作業も本格化され

 

どの政権もできなかったことを

 

現政権が実現すると信じる。

 

もうこれ以上、自分の家族のことで

 

大統領に負担をかけてはならないと判断した。

 

自分は火付け役に過ぎず、役目はここまでだ。

 

検察改革がここまで来たのは国民のお蔭で

 

国民は自分を降ろして大統領への協力を願う。

 

検察改革制度は軌道に乗ったがまだ道のりは遠い。

 

後任にバトンを渡して仕上げをお願いしたい。

 

すべてのことから降り

 

人生で一番苦しい時間を過ごす家族を慰めたい。

 

自分より深く傷ついた家族に各自耐えなさいと

 

もうこれ以上言えなくなった。

 

特に元々病弱な妻を毎日はらはらしながら支えた。

 

こんな家族と今一緒にいなければ一生後悔する。

 

家族と共に苦痛に耐えるのが

 

自然人としての道理だと考える。

 

私は使命を終え、一市民に戻る。

 

力不足の法務長官を補佐してくれた職員に

 

心から感謝し、今後の職務を遂行してほしい。

 

最後に、国民が私を踏み台として

 

検察改革に知恵と力を合わせることを懇願する」

 

 

 

言うことは素晴らしく

 

自分を美化することに長けているのですが

 

実際の行動は残念という印象の方でした。