今月も講義が始まりました in 山本(サンボン) | あくまでも私的な韓国

あくまでも私的な韓国

2008年、韓国生活とブログが、ほぼ同時にスタートしました。2021年の肺癌手術を経て、終活を念頭に置きつつ、日々を生きたいと思っております。

いつもなら当たり前のことですが

勤め先の語学院は4月も開講されました。

新型コロナウイルスのせいで

テストクラスだけオンライン授業を

している学院もある中での

勇気ある、いや無謀な開講かも知れませんが。


午前中は取り敢えず同僚ジェームズの

フリートーキングクラスに生徒として参加。

夜には自分が教える上級会話クラスがあります。

ジェームズはアメリカ人で奥さんは韓国人です。

彼のクラスに参加した当初の目的の中には

北朝鮮からの攻撃がありそうな時には

在韓米軍がいち速くアメリカ人を脱出させるだろうから

危険を察知しやすいのではないだろうかと

半ば本気で考えていました。

米軍は朝鮮戦争の時、北のスパイが混じってるという理由で

韓国人を引っくるめて村ごと爆撃したこともありますし

アメリカ人から見たら、日本人や中国人も

皆同じに見えるでしょうから

戦争になる前に朝鮮半島から逃げておかないと

一斉に爆撃されるかも知れませんしね。


父親が退役軍人だったジェームズの話によると

米軍の優秀な兵士は中東方面に派遣され

そうじゃない兵士が日本や韓国に派遣されるのだとか。

司令官達は、それなりに優秀らしいですけど。


ジェームズの話を面白く聞けるのは

自虐ネタが豊富という点もあるかも知れません。

お母さんがアルコール依存性で家が貧しかったことから

随分と苦労してきたようで

彼の実体験からリアルなアメリカが垣間見られます。

とは言え、親を頼らず大学院にも通い

英作文専攻の修士課程も修了していて

英文ニュースレターの添削を頼んだこともあり

頼りになります。

どんな話題にも精通していて

トランプ大統領がなぜ大統領になれたのかとか

現在アメリカで新型コロナウイルスの蔓延が

なぜこんなにも酷くなっているのかなど

彼の話を聞けば、ある程度は納得できます。

ジェームズは日本への留学経験もあり知日家です。

奥さんの実家が山本にあり

近くに住んでくれてることに感謝してます。