こんにちは。神近市子をやります野秋裕香です。もう9月が過ぎ、あっという間に年末が来るのかと思うと一年の早さに驚かされますね。

この作品、私は10年近く前に他の劇団が公演されていたのを観に行ったことがあり、観るまでは伊藤野枝も大杉栄の存在も知らず、どんな活動をしてきた人なのかも全く知識がありませんでした。ただ、1人だけ印象に残っていたのが神近市子でした。今回その役をやらせてもらえるということでなんだか運命を感じ張り切っております!

他の人たちも載せてましたが、とりあえず私も自伝や資料を読み思想を勉強中です。



でも、史実だけに囚われていてはこの作品はできません。この宮本研の戯曲に書かれているものは「愛」です。そう、このお話思想やら運動やらいろんなことが渦巻いた時代のお話なのですが、ズバリ恋愛のお話なんです。
だから若い世代の皆さん!
難しそうな芝居だな〜って思ってるそこの方!
めっちゃ恋愛の話です。しかもそれが4角関係だったりするから笑っちゃいますよ。
こんな頭の良い人たちでも滑稽な恋愛を真面目にしてたんですね。



稽古はシーンごとに丁寧に作られ、稲葉さんからチェックを頂き関係性を探っていく段階です。



今回このブロックが沢山使われています。色んなものに見立てていくそうな。どんなものに形を変えていくのかそちらも楽しみです。