コーチング1飯田橋校 授業の様子④ | コーチング1グループ発達障害ブログ

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LD、ADHD、自閉症スペクトラムなどの発達障害に関するブログです。

こんにちは!

今日もコーチング1飯田橋教室で行われている授業内容を

少しだけご紹介したいと思いますニヤリ

今回は中学1年生の数学・英語の授業をご紹介します。

 

生徒名:Hさん

学年:中学1年生

特性:ADHD。自閉症スペクトラム。

     部分情報から全体の想像が苦手。

    手先を使った作業のスピードが遅い

 

Hさんは真面目で優しいお子様ですがADHDや自閉症の傾向があり、

部分情報から全体を想像することが苦手、

手先を使った作業のスピードが遅い等の特性が見られます。

勉強習慣をつけるためコーチング1に通われています。

 

この様な特性を持ったHさんに写真の様な形で

数学・英語の指導を行いました。

以下ポイントをご説明します。

①色を使い分けて立体図形をイメージする

今回は立体図形の問題を扱いましたが、

Hさんは各辺や面から立体の全体像をイメージすることが苦手です

立体の空間認識を促すために

平行や垂直な辺・面、ねじれの位置を色を使い分けて解説し、

その後一人で作図を行ってもらう形で進め克服できるよう工夫しました。

 

②発音を多用して理解を促す

Hさんは手先を使った作業が遅く書きが非常に苦手です。

書いて覚えるには時間が掛かってしまう為書く作業を最小限に抑え

音読や発音の練習を積極的に行うようにして

英語の理解がスムーズに出来るようにしています。

 

これらの指導の結果、空間認識が元々苦手なHさんでしたが、

一部の辺や面から立体図形の認識ができるようになりミスも少なくなりました。

積極的に取り組んでくれるようにもなり苦手意識を解消出来つつあります。

また、英語は書いて覚えるよりも積極的に発音させることで

頭に残りやすく文章の理解が出来ていました。

 

以上がHさんに行った数学・英語の指導となります。

一例ではありますが生徒の特徴に合わせた

指導法の参考にして頂ければと思います。

 

本人の特性に合わせた指導を行い、

最終的に1人で解けるようにすることが、

コーチングのゴールです。

本人の特性に合わせた指導に興味を持ちましたら

気軽にコーチング1にまで相談してください 照れ

https://www.juku-coaching01.com/