コーチング1飯田橋校 授業の様子⑩ | コーチング1グループ発達障害ブログ

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LD、ADHD、自閉症スペクトラムなどの発達障害に関するブログです。

こんにちは!

今日もコーチング1飯田橋教室で行われている授業内容を

少しだけご紹介したいと思います爆  笑

今回は小学6年生の国語の授業をご紹介しますニコ

 

生徒名:Oさん

学年:小学6年生

特性:ADHD、自閉症スペクトラム

集中力が続かず、長い話が理解できない。作業に時間がかかる

 

Oさんは素直で優しいお子様ですが、ADHD、自閉症スペクトラムの傾向があり、

集中力が持続しない、長い話を理解できない、作業に時間がかかる等の特性から、

勉強を進めることが難しく塾に通われているお子様です。

 

この様な特性を持ったOさんに写真の様な形で国語の文章読解の指導を行いました。

以下ポイントをご説明します。

 

①読解の過程を細かく分けて、指示を具体的に行う

Oさんは集中力が持続せず、長い話を理解出来ないことから

長文を読み進めるのに大変苦労します。

長文読解では更に、問題文を読んで理解して答えを見つける作業があるため

本人の苦労が多く苦手意識が非常に強くなっています。

そのため問題を解き進める際は、過程を

①問題文を読む②問題文中のキーワードを見つける③本文を読む④答えを探す

と細かく分けて作業を一つずつ着実にこなす形を取っています。

また特に②と④では迷いやすいため、「誰のことを聞いている?」

「キーワードは何だった?」かと意識するポイントを具体的に絞って

ホワイトボードに書き出して探す作業に集中しやすくさせています。

 

②本人が読み進めるまで待ち、読んで答えたら褒める

Oさんは長文の苦手意識が非常に強く読むこと自体を拒否することも多いですが

、Oさんが読まない限り読解力は付きません。

そのため具体的な指示で読む範囲を狭めて答えを探すキーワードを伝えた後は、

必ず本人を励ましながら読むのを待ちます。

Oさんは理解力があるため読み進めれば答えを見つけられます。

見つけたら読んで見つけたことをしっかり褒めてあげることで

Oさんが読むモチベーションを保っています。

 

これらの指導の結果、

まだ全て自力で解けるまでには至っていませんが、

問題文の読んで「下線部の前を読むんだ!」

問題を解くポイントを自分で意識が出来るように成長しています

 

以上がOさんに行った国語の文章読解の指導となります。

一例ではありますが生徒の特徴に合わせた指導法の参考にして頂ければと思います。

 

本人の特性に合わせた指導を行い、最終的に1人で解けるようにすることが、

コーチングのゴールです。

本人の特性に合わせた指導に興味を持ちましたら気軽にコーチング1にまで相談してください ニコニコ

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