コーチング1飯田橋校 授業の様子(12) | コーチング1グループ発達障害ブログ

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LD、ADHD、自閉症スペクトラムなどの発達障害に関するブログです。

こんにちは!

今日もコーチング1飯田橋教室で行われている授業内容を少しだけご紹介したいと思います爆  笑

今回は中学3年生の数学の授業をご紹介しますニコニコ

 

生徒名:Kさん

学年:中学3年生

特性:自閉症スペクトラム

ルールの変更が苦手で理解に時間がかかる、書く等の作業に時間がかかる

 

Kさんは素直で真面目なお子様ですが、自閉症スペクトラムの傾向があり、

 ルールの変更が苦手で理解に時間がかかる、書く等の作業に時間がかかる特性から、

特に数学で躓きが多く学校補習で塾に通われているお子様です。

 

この様な特性を持ったKさんに写真の様な形で数学の展開と因数分解の指導を行いました。

以下ポイントをご説明します。

 

①細かく何度も説明を行い、宿題の進め方練習も確認を行う

Kさんはルールの変更に弱く、ルールの理解に時間がかかります。

そのためKさんへの基礎的な公式に絞って

細かく何度も指導することを基本としています。

またKさんの学習で大事なことが自宅での宿題の進め方です。

Kさんは非常に真面目で宿題をしっかりこなしてきてくれるのですが、

単純に宿題だけ出すと丸付けだけで終わります。

そこで授業内で本人が間違えた問題について模範解答を読んで、

自分の解答との違いを見つけて直す作業を講師と必ず行っています

ここで間違いを探して直す練習を行うことで、

Kさんが宿題でやるべきこととポイントを理解してもらっています

 

②書く作業を極力控える

Kさんは書くことに時間がかかります。

授業では頭を働かせてルールの理解してもらうことに注力してもらうために、

極力書く作業を控える形で授業進行を行っています。

解説は講師側がホワイトボード、ノートに書き込み、

上記の宿題の練習では違いを「見つける」作業だけに絞っています。

 

これらの指導の結果、Kさんの真面目さもあって自宅での学習効率が向上して

授業中に間違えた問題の解説を行う時間が抑えられて授業が円滑に進み、

学校の数学授業に上手くついていっています。

 

以上がOさんに行った数学の展開と因数分解の指導となります。

一例ではありますが生徒の特徴に合わせた指導法の参考にして頂ければと思います。

 

本人の特性に合わせた指導を行い、

最終的に1人で解けるようにすることが、コーチングのゴールです。

本人の特性に合わせた指導に興味を持ちましたら

気軽にコーチング1にまで相談してください ニコ

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