こんにちは!
今日は学習障害で読みが苦手で、文章の理解に時間がかかり
勉強が上手く進められずに苦労されている
小学校新6年生の算数の授業をご紹介します
生徒名:Oさん
学年:小学校新6年生
特性:学習障害(読み)。文章の要点をつかむことが苦手で、理解に時間がかかる。
Oさんは素直で優しいお子様ですが特に読みに関して学習障害の傾向があり、
文章の読み進め、理解に時間がかかり勉強を進めることに苦労されているお子様です。
特性から文章の読み進め、理解に時間がかかるため、
国語と算数の学校補習で塾に通われているお子様です。
この様な特性を持ったKさんに写真の様な形で算数の指導を行いました。
以下ポイントをご説明します。
①極力ホワイトボードに図を書き出す
Oさんは読む、書く、考えるの一つ一つの作業に時間がかかります。
そのため一度問題文を読んだ後は、
極力講師がホワイトボードに図を書き出すことで、
本人の理解を促す形を取っています。
②一問を細かく分解して一つずつ質問、確認を行う
Oさんは問題の理解に時間がかかります。
そのため授業では一つの問題を細かく分解して、
一つずつ質問、確認を行っています。今回の速さの問題では、
距離と時間を二つの区間に分ける→一つ目の区間の時速を求め
る→二つ目の区間の時速を求めるという形で分けて問題を進め、
各ポイントでお子様に解説の前に必ず質問を行って
本人の理解度を細かく確認しながら進めています。
これらの指導の結果、速さ、割合に対してOさんの理解度の上昇が見られました。
また細かく丁寧に指導した結果、割合は「比べられる量」と「もとにする量」
の理解が進んでいないことが大きな原因と判明したので、
次回授業で重点的に扱って理解度の向上に努める予定です。
以上がOさんに行った算数の指導となります。
一例ではありますが生徒の特徴に合わせた指導法の参考にして頂ければと思います。
本人の特性に合わせた指導を行い、最
終的に1人で解けるようにすることが、コーチングのゴールです。
本人の特性に合わせた指導に興味を持ちましたら気軽にコーチング1にまで相談してください
^^