週末はいかがお過ごしでしょうか音譜

そろそろ外出自粛も終わりに近づいてきましたニコニコ
気候も暖かくなり、気持ちや行動に開放感がありますねキラキラ
仕事も増えてきてモチベーションも高くなってきましたアップ
私の好きな紫陽花が咲き始め、これからは明るい毎日になりそうですあじさい
ジムも再開が近づいてきまして、コロナ太りから脱出できそうですビックリマーク
外出自粛の時に感じた余裕を保ちながら、無理せずジム通いをしようと思いますニコニコ


さて、今回は東洋医学について学びました本
覚えておきたいことがたくさんあったので、数回に分けましたひらめき電球
日々自分の身体を観察して不調に気付けるようになりたいですビックリマーク
お腹の観察だけでもいろいろな気づきがありそうですひらめき電球

メモ腹診
手順1:準備、手を温める
手順2:お腹全体を観察する
上は肋骨下から下は鼠蹊部から恥骨の上あたりまでのことを指す。

それらの部分の皮膚の色つや、

表面の盛り上がっているところや凹んでいるところがないかを観察する。

理想のお腹の状態とは、程よく柔らかく、適度な弾力がある、なめらかでツルツルしている、

温かい、ベタベタしていたりガサガサしていたりせず、適度な湿り気がある、といった、

「つきたてのお餅のようなお腹」が理想の状態。

ただしなかなかそんな理想のお腹をしている人はいないので、

たいていは以下のような状態になっているかと思う。
 

一部だけ毛が生えている:弱いところ。呼吸器が弱いと胸や肩に、

胃腸が弱いとへその周りに産毛が生えていたりする。
凹んでいる:弱いところ。気が巡っていないために、その部分を守る力が弱っている。
盛り上がっている:余分なものが詰まっているところ。
他の部分と比べて色が違っている:色が白く抜けている、黄色っぽい、

黒ずんでいるといった場所も、その人の弱いところ。

体調によって色が濃くなったり薄くなったりする変化を観る。
以下のような傾向も。
肋骨の角度が広め:食欲旺盛で油断すると太りやすい。特に上半身に肉が付きやすい人。
肋骨の角度が狭い:やせ形で食欲がない、またはたくさん食べても太らない。

無理して食べると体調を崩す人。

手順3:お腹全体を上から下へなでる
指に力を入れないようにして、お腹の全体をなでていく。表面を触るか触らないかの圧で、

手のひら全体で軽く触れ、上から下へなで下ろす。ゆっくりなでてみて、

やけにくすぐったい場所、嫌な感じがする場所があれば、そこは弱い場所であることが多い。

ベタベタ、カサカサ、ザラザラしている、などの肌触りを感じてみよう。

その結果をチェックシートに記入して、日々の変化を観察する。
 

例えば、以下のようなお腹には注意が必要。“ベタベタしているお腹”は、

肌の表面に汗が漏れ出てしまっている状態。気の働きが悪いと、

毛穴をしっかり閉じておくことはできない。すると、毛穴から汗とともに気が漏れ、

さらにその汗が体を冷やし、さらに気虚が進むという悪循環になってしまう。

やる気が出ない、いつもだるい、疲れやすい、冷える、すぐに風邪をひくなどはすべて、

気虚による症状。漢方では気を作り出す場所は胃であると考える。

そこが冷えていると十分な気が作れないので気虚の状態になる。

“カサカサしているお腹”は、表皮に気が巡っていない、

または冷えにより毛穴が閉じてこわばっている状態。ガサガサした“さめ肌”の場合は、

血がどろどろとして滞った、瘀血の状態であることが多い。

みぞおちからへその上あたりまでが“冷たいお腹”は、胃が冷えている状態。

胃下垂の人は、もっと下の方まで冷えていることがある。