おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

高野長英の隠れ家【愛媛県西予市】

2020年08月13日 23時05分43秒 | 史跡
 愛媛県西予市の宇和町卯之町にある『高野長英の隠れ家』です。愛媛県史跡に指定されています。隠れ家は、1階に6畳と3畳、2階に4畳半となっていて、階段は3畳の間に設けられていたようです。後に、平屋建に改築され保存されています。現在の建物は、木造平屋建で瓦葺き、間口3.6m、奥行2.7mとなっています。


 高野長英は、陸奥国水沢にて生まれた医者・蘭学者です。天保10年(1839)「蛮社の獄」で入牢、弘化2年(1845)獄舎の火災により逃亡。幕府の探索を逃れ、嘉永元年(1848)宇和島藩主伊達宗城の保護を受け、伊東瑞渓と変名して宇和島に潜入し、大きな影響を与えたそうです。嘉永2年(1849)春、シーボルト門下の学友二宮敬作を頼って卯之町に来た。同年夏、再び卯之町を訪れた長英を、敬作は裏庭の離れ2階にかくまったそうです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿