観戦記１８９２　ＲＩＺＩＮ.８　才賀紀左衛門ｖｓ朝倉海

《本日のＤＶＤ観賞》

いよいよ今年１発目のＲＩＺＩＮが今週末に近づいてきた！初の浜松アリーナでの開催で、メインは浜松に近い愛知県豊橋市出身の朝倉未来選手が昨年末のＲＩＺＩＮ.２０に続き連続出場。

しかし、カードが厳しいなぁ～堀口選手は治療中で、ＲＥＮＡ選手は今年７月にＧｉｒｌｓＳ－ＣＵＰが開催されるがＲＩＺＩＮの出場はどうなのかな！？本来は、実弟の朝倉海選手も出場したかったところだろうが年末にＫＯ負けした後だけにしょうがないところか・・・・

「かつての名前で出ています」的な選手から始まったＲＩＺＩＮから、待望のスター朝倉兄弟が登場したのは大きい！その朝倉兄弟がまだ全国的には「噂」の段階だったがＲＩＺＩＮに初登場したのが２０１７年末のＲＩＺＩＮ.８！

朝倉兄弟の母親いわくは『海は兄の未来より素直な子供だった』らしいが、小学生の頃には血みどろの兄弟喧嘩をしていたらしい～小学生の時に相撲と空手を習い、学校から帰ると『父親が用意していたトレーニングメニューをこなしてからじゃないと遊びに行けなかった。その回数も異常なんですよ。腕立て１００回とかスクワット５００回とか腹筋２００回とか』だったらしく、あの強い腰はここからついてきたものなのか！？

高校３年生の時に、先に兄の未来選手が入門していた弾道会豊橋道場に「自分より才能があるかもしれない」と、海選手も入門し格闘技を始める～弾道会の交流戦などに出ながら鍛え、２０１２年９月のＤＥＥＰ浜松大会に出場し鈴木智也選手を１ＲでＫＯする。２０１３年からは、未来選手とともにＴＨＥＯＵＴＳＩＤＥＲに出場～２０１４年のＴＨＥＯＵＴＳＩＤＥＲ５５ｋｇ～６０ｋｇ初代王者決定トーナメントでは、１回戦は判定勝ちも２回戦～決勝までは全てＫＯ（ＴＫＯ）して初代王者に輝く～９月には、古田博之選手の挑戦を受けるが１ＲにＫＯ勝ちして王座防衛。

２０１５年もＴＨＥＯＵＴＳＩＤＥＲで連勝を重ね、２０１６年７月には韓国のＲＯＡＤＦＣに参戦しアラテン・ヘイリを２９秒でＫＯ～しかし、６月のＲＯＡＤＦＣ.３９で軽量級の雄ムン・ジェフンと対戦し３ＲにＫＯ負け。

１１月にＴＨＥＯＵＴＳＩＤＥＲとの契約が切れ、ＴＨＥＯＵＴＳＩＤＥＲからの知人で弁護士でもあり不動産投資家でも実績が凄い堀鉄平さんの所有するビル内のトライフォース所属となり年末のＲＩＺＩＮに参戦！

対戦相手は当初、伊藤盛一郎選手の予定だったが怪我で１週間前に才賀紀左衛門選手にオファーが来る！

大手建設機械リース会社の株式会社サイガ創業者である才賀紀彦さんの息子で、幼稚園から空手をして正道会館であの湊谷師範に指導される～２００７年４月に上京してＫ－１甲子園に出場し、後のＩＳＫＡインターコンチネンタル６３ｋｇ級王座になる谷山俊樹選手にとＨＩＲＯＹＡ選手に判定負け～２０１０年５月には旧Ｋ－１の６３ｋｇトーナメントでファイヤー原田選手、石川直樹選手に勝利も、準決勝で優勝する大和哲也選手に２ＲでＫＯされる～１０月のＫ－１でもイ・ソンヒョンに判定負け～２０１１年１月にＫｒｕｓｈ.６３ｋｇ王座決定トーナメントに参戦し、１回戦で寺崎直樹選手に判定勝ち～４月の準決勝では梶原龍児選手に判定負け～６月のＫ－１でも久保優太選手に判定負け～８月にＢｉｇＢａｎｇで大沢文也選手に判定勝ち～９月のＫ－１でヴァルドリン・ヴァトニカイに判定勝ち～２０１２年２月のＫｒｕｓｈ.１６で後藤勝也選手に判定勝ちも、３月のＫｒｕｓｈ,１７で卜部功也選手に判定負け～５月の蹴拳で塚原光斗選手を１ＲでＫＯ～７月のＩＴＳ‘ ＳＨＯＴＩＭＥＪＡＰＡＮｃｏｎｗｎｔｄｏｗｎー２で稲石竜弥選手に判定勝ち～１１月にはシュートボクシングに参戦し、ＭＡＳＡＹＡ選手に判定勝ち～２０１３年２月もシュートボクシングで山内竜弥選手に判定勝ち～さらに４月のシュートボクシングでは、ＳＢスーパーフェザー級挑戦者決定戦でナグラチューン・マーサＭ１６選手に判定勝ちし、６月に歌川暁文選手に２ＲでＴＫＯ負け～あびる優さんと結婚

２０１４年３月にパンクラスのリングでシュートボクシングルールにてキム・ジンクーを２ＲでＴＫＯ勝ち～総合格闘技に転向し、１０月のパンクラス２６１でライダーＨＩＲＯ選手に判定勝ち～２０１５年２月のパンクラス２６４で亮ＡＫＢ選手に１ＲでＫＯ勝ち～そして、１２月のＲＩＺＩＮで所英雄選手と対戦も１Ｒで１本負け～２０１６年９月のＲＩＺＩＮでも山本アーセン選手に１－２の判定負け

大晦日のＲＩＺＩＮではデイラン・ウエストに１ＲでＴＫＯ勝ち～２０１７年４月のＲＩＺＩＮでは伊藤盛一郎選手に判定負け

２０１７年７月にＲＩＺＩＮ.６で那須川天心選手と１Ｒはキックルール、２RはＭＭＡルールの試合で１ＲにＫＯ負け『観戦記１３５４』

ＲＩＺＩＮに出る為に上京して『これからは格闘技で生きていく』と話す朝倉海選手は、Ｋ－１でも活躍した紀左衛門選手に対して『打撃でも俺のほうが上だと思うので、全局面で圧倒したい。判定はないと思います。兄貴からも「勝つのは当然。勝ち方にこだわれ」と言われています。ＲＩＺＩＮは格闘技に詳しくない人も大勢見るから、わかりやすい勝ち方を目指したいと思います』と話すが、プロで２９戦の戦績を持つ紀左衛門選手が意地を魅せるか！？