観戦記1893 ‘ネクストメイウェザー‘ シャクール・スティーブンソンvsオスカー・メンドーサ | 人生マイペンライ

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《本日のTV観賞》

 

横浜港の近くに住んでいる私としても、毎日のように報道されるコロナウィルスのニュースは気になってしまう。

WBSSバンタム級で優勝しWBA&IBFバンタム級王者になった井上尚哉選手が、4月25日にアメリカでWBOバンタム級王者のジョンリエル・カシメロとの3団体統一バンタム統一戦に挑むのに万全を期して握手もなるべく控えているらしい。

中国・湖北省武漢で行われる予定だった、東京五輪ボクシング予選もコロナウィルスの影響で3月3日から中東のヨルダンで開催されることになったらしい。

今年はオリンピックイヤーだけに来日する人も増えるなか、なんとか治療薬や予防接種が早くできてほしい。

2012年ロンドン五輪では、史上最速の3階級制覇王者ワシル・ロマチェンコや、WBAミドル級王者に返り咲いた村田諒太選手、4団体統一クルーザー級王者のオレクサンドル・ウシク、3団体統一ヘビー級王者のアンソニー・ジョシュアなど、プロ後に直ぐに世界王座を狙える実力があるオリンピック金メダルを獲得。

続く2016年のリオデジャイロ五輪組でも、デビュー当時から「世界王者は時間の問題」 と、云われているのがバンタム級銀メダリストのシャクール・スティーブンソン!

 

1996年6月にアメリカのニュージャージー州ニューアークで生まれたアッシュ・シャクール・ナフィ・シャヒード・スティーブンソンは、早くから素質が開花して2014年のAIBA世界ユース選手権&中国の南京で開催されたユース五輪で金メダル~2016年のリオデジャネイロ五輪にバンタム級で出場し、決勝ではロンドン五輪でも金メダルを獲得しているロペイシー・ラミレスに判定で敗れ銀メダル。準々決勝を観に来ていたフロイド・メイウェザーから「ネクストメイウェザーを見つけた」とまで言われる。

2017年4月にフェザー級でデビューし、エドガル・ブリトーに判定勝ち~5月にカルロス・ガストン・スアレスに1RでTKO勝ち~8月にも、ダビド・ミッチェル・パスに判定勝ち。

 

そして早くも4戦目の相手は、アメリカのカルフォルニア出身だが明らかにメキシコ系のオスカー・メンドーサ!

 

1991年9月生まれのメンドーサは、24歳の2016年4月にデビューしてガブリエル・ブラクストンに判定勝ち~しかし7月にフランシスコ・ムーロに1-2の判定負け、12月にもオチョアに判定負け~2017年4月に、ジェシー・アダムに判定勝ちし初勝利~さらに7月に、エベット・ベストロにTKO勝ち、さらに10月にもヨシロ・カスティーリョにTKO勝ちして3連勝!

 

ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(M・S・G)シアターで、ワシル・ロマチェンコvsギジェルモ・リゴンドーの究極テクニシャン五輪金メダリスト対決のアンダーカードに銀メダリストのシャクール・スティーブンソンが登場!マネージャーに‘神の子‘アンドレ・ウォードが付く!

 

2017年12月9日 ‘ネクストメイウェザー‘シャクール・スティーブンソンvsオスカー・メンドーサ

 

シャクール・スティーブンソン 3勝1KO無敗

 

オスカー・メンドーサ 4勝2KO2敗

 

1R、ガードを下げたスティーブンソンが、プレッシャーをかけ長い左を上下に打つ!

 

やはり、スティーブンソンが速い~メンドーザのパンチを掻い潜ってパンチを当てていく!

 

メンドーサは手も出なくなり、ガードを固めるメンドーザ~スティーブンソンが声を出しながら連打で打ち込む!ボディー!

 

2R、メンドーザがガードをしてようとも、スティーブンソンがモノ凄い連打を打っていく!

 

追い廻されるメンドーサ~ガードの隙間にスティーブンソンのボディー!効いた!

 

メンドーザも必死に左フックから右を当てようとするが、スティーブンソンの左がインサイドから入る!

 

やはり、一方的になる!スティーブンソンが右を叩きつける!

 

レフリー止めるか!?しかし、メンドーサも返してくる~スティーブンソンが強振する!左を大きく廻す!

 

メンドーサ効いている!スティーブンソン止まらない!

 

ついにレフリーが止めに入る!メンドーサは不満そうな素振りを見せるが終了!

 

見事に2RにTKO勝ちでスティーブンソンが4連勝するが、この辺りの相手だと本当にどこまでスティーブンソンが凄いのかが分かりづらい・・・・踏込みなどには堪らなく才能を感じさせるが、まだ生かし切れていない。パワーヒッターでは無いので、一瞬のスピードで綺麗なカウンターで極めるような試合が観たい。

なんとスティーブンソンは、この試合の前にメインで登場するワシル・ロマチェンコのリゴンドー対策としてスパーリングパートナーに呼ばれていたらしい!確かに構えた状態から、一瞬の踏み込むスピードはリンゴンドーを彷彿する速さだが・・・・

 

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