《本日のTV観賞》
いよいよ明日に(現地2月22日)WBCデオンテイ・ワイルダーvsタイソン・ヒューリーの世紀の再戦!前戦では、ワイルダーが400万$(約4億3000万円)フューリーが300万$(約3億2000万円)のファイトマネーにPPVのインセンティブを貰ったのかな!?前回のPPVは32万件の売り上げだったらしいが、フューリーの母国イギリスなど世界中の放映権があっただろう(WOWOWさんありがとう!)
今回は注目度が増して、ワイルダー&フューリーともに2500万$(約27億9500万円)と云われていて、ワイルダーのFOXとフューリーのESPNの共同でのPPV興行となるが明日は何万件ぐらいの販売数を稼ぐのか!?
アンダーカードは、WBOスーパーバンタム級王者のエマヌエル・ナバレッテvsジェオ・サンテシマのメキシコvsフィリピン。
アメリカ人も次期ヘビー級挑戦者決定戦などにも出場し、このビック興行をプロモードするトップランク社と契約したばかりのスーパーライト級ランク上位のスブリエル・マシアスはロシアのペトロス・アナンヤンと対戦。
プエルトリコと云えば、3階級を制したウィルフレド・バスケス&フェリックス・トリニダート&ヘクター・カマチョなど人口300万人の国だがボクシング大国。
後に伊藤雅雪選手と対戦する、プエルトリコ期待の「ピトゥーホ」 クリストファー・ディアスがNABO北米フェザー級王座戦に出場!
1994年10月にプエルトリコのバランキタスで生まれたディアスは、アマチュアでは全米選手権で準優勝するなど実績を積む~2013年9月に20歳でデビューしてジョン・ポルティージョに2RでKO勝ち~その後も14連勝9KOして、2016年4月にレイ・シメナスを判定で降しWBOフェザー級ユース王座を獲得~さらに5連勝3KOして、やはりWBO傘下のNABO北米フェザー級王座決定戦のチャンスを得る。
対戦するのは、元UBF全米ライト級王者のブライアント・クルス!
1989年12月生まれのクルスは、2012年12月に23歳になった3日後にデビューしてジョナサン・カーバンにTKO勝ち~その後も11連勝5KOして、2014年11月にエンゲベルト・ヴァレンヅェーラにTKO勝ちしてUBF全米ライト級王座を獲得~さらに3連勝するが、2015年12月にダーバン・ゼヌーナに6Rに棄権し初黒星~2016年4月に再起してモイセス・デルガディロに判定勝ちするが、2017年3月にライアン・マーティンにTKO負け~11月にエンジェル・ルナにKO勝ちして格上に挑む!
この日のメインでWBOスーパーフェザー級王者のワシル・ロマチェンコがギジェルモ・リゴンドーと防衛戦をして、その後はライト級に転級が確定しているなかでWBO8位に付けているディアスはスッキリ勝ってランキングを上げておきたいところ!しかし・・・・本来はケーシー・ラモスが出場のところに、代役で3週間前に試合したクルスだけに計量で1kgオーバーしてしまう
2017年12月9日 NABO北米スーパーフェザー級王座決定戦 クリストファー・ディアスvsブライアント・クルス
クリストファー・ディアス 21勝13KO無敗 WBO8位
ブライアント・クルス 18勝9KO2敗 元UBFライト級王者
1R、両者ともに長い距離から左を打つ~下がりながら廻るディアスに、クルスが初回から詰めていく!
クルスの左を見切ったディアスが、右クロス!
返しの左フックが当たる前にクルスはダウン!
立ち上がったクルスを、ディアスが極めにいく~クルスのダメージはどうか!?ロープを背にするも、まだクルスは打ち返す!
2R、ディアスが離れても、上手いボクシングを魅せる~前に出てきたディアスに、クルスは足を使い対抗
ディアスが出る!左ボディー~左フック!クルスは必死にガードを固める!
ガードを固めながらもクルスが右ボディーを返すが、ディアスの狙いすました左フック!クルスはダウン!
立ち上がったクルスに、ディアスが一気に詰める!クルスもカウンターを狙う!
しかし、力ないクルスのパンチではディアスは止まらず連打で再びダウンを奪う!
クルスは立ち上がる~ディアスは極めきれるか!?しかし、時間なくラウンド終了
3R、今度こそディアスは極めにいく!クルスも、左フックを合わせようとする!
クルスはもうガードもおぼつかなくなるなかで、ディアスが追い込む!
ディアスが渾身の左フックがクルスを襲う!
クルスの足が躍る~ディアスが打ち込む!右!クルスは崩れる!
流石にカウントは不要でレフリーは手を振る!クルスは不満そうだが・・・
全勝ロードを突き進むクリストファー・ディアスが、22連勝目を3RにTKOで極めきる!
まぁ・・・・スピード&パンチの多彩さなど、完全に差があり大手プロモーションのトップランク社が後押ししての22戦目だったディアス。この試合は世界一有名なアリーナと云われるマジソン・スクエア・ガーデン(M・S・G)のシアターで開催されメインでどちらが勝っても王座が返上する事を見込んでの試合だろう。
やはり、プエルトリコはアメリカの自治的未編集地域であり(WBOの本拠地はプエルトリコ)カルフォルニアなどの東南地域などはかなりプエルトリカンが多いらしくボブ・アラム総帥も猛プッシュなのだろう。
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