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前回、マジックアワーについて用語解説しました。今回はマジックアワーでも夕暮れのドラマティックな風景写真が撮れる「ゴールデンアワー」の撮り方とコツについて解説します。

今回は「マジックアワー/ゴールデンアワーの撮り方」についてお話します。
*「マジックアワーとは?」の記事はこちら↓
https://ameblo.jp/stereo-gn-ryoma/entry-12577465131.html?frm=theme


【マジックアワーとは】
日の出、日の入前後、空の色はドラマティックに変化し”魔法のように美しい”様相を帯びます。この時間帯を「マジックアワー」といい写真映えする風景写真として人気の被写体です。

そのうち、日の入前の夕暮れ、空が赤く染まり太陽に照らされた景色が黄金色に輝く時間帯を「ゴールデンアワー」といい、日の出前の朝方、空一面が青く染まり鮮やかなグラデーションを見せてくれる時間帯を「ブルーアワー」といいます。

いずれにせよ、わずか”30分”ほどしか見られない限られた時間の中での撮影となります。
まさに”時間との闘い”なのです。


【ゴールデンアワーの撮り方】

まずは日の入時刻を調べて時間に余裕を持ちましょう。

●カメラの設定
序盤は太陽がまだ明るいのでISO感度はできるだけ低くし、シャッタースピードは手振れしない程度の速さに設定します(SS1/200秒以上)。
絞りはボケを生かした開放よりでもいいし、パンフォーカスにしたければF8.0~F16くらいまで絞りましょう。絞るほど太陽の光芒はきれいに出ます。

 

明るさが足りない場合はISO感度をノイズが出ない程度に上げるたり、三脚に据えてシャッタースピードを遅くしたりしましょう。

●撮影のコツ
①基本、逆光の撮影なので人物を入れると”シルエット写真”に仕上がります。
*シルエット写真の撮り方はこちら↓
https://ameblo.jp/stereo-gn-ryoma/entry-12554742882.html

ホワイトバランスを「曇り」にすると夕日がより赤く表現できます。WB補正でさらに細かく色味を変えてもいいでしょう。マジックアワーはアート写真ですからね。
*「ホワイトバランス」に関する記事はこちら↓
https://ameblo.jp/stereo-gn-ryoma/entry-12545116194.html

③時間との闘いなので失敗したくありません。最初から三脚とレリーズを用意しててもいいでしょう。手振れは禁物です。

④想像以上に太陽は早く沈みます。徐々に暗くなり手持ちではピントが合いづらくなってきます。地平線ギリギリの真っ赤な夕日を狙うなら三脚レリーズを使って明るさを稼ぎましょう。

RAW撮影なら明るさやコントラスト、ホワイトバランスなどを後で自由に調整できます。撮影時はそれらをオートにして意識を被写体だけに集中することもできます。その時はブレとピンボケには注意しましょう。


*日の入時刻や方角、撮影場所、天候などを事前に調べておくといいでしょう。当日は時間と心に余裕をもって絶景の撮影に臨めると思います。


【ゴールデンアワー写真】
それでは最後にゴールデンアワーの写真を見ていきましょう。

①夕日をバックにシルエット写真


②2分割構図で撮る


③リフレクションを生かした写真


④ホワイトバランスで色味を変える



【マジックアワー/ゴールデンアワーの撮り方まとめ】

●マジックアワー:日の出、日の入前後、空の色が魔法のように美しくなる時間帯
ゴールデンアワー:日の入前の太陽に照らされた風景が黄金色に輝く時間帯
●わずか30分しか見られないドラマティックな風景写真が撮れる
●撮影に当たっては事前に日の入時刻や方角、撮影場所などを調べておく
三脚、レリーズを使ってシャッタースピードやISO感度に余裕を持たせる
●絞りはボケ表現なら開放より、パンフォーカスならF8.0~F16に絞る
ホワイトバランス「曇り」で夕日をより赤くできる
RAWで撮るとイメージ通りのマジックアワー写真に仕上げることができる
マジックアワー/ゴールデンアワー写真は時間との闘い!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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【詳細】 https://stereo-gn.com/photo