変形性股関節症はどの様にしてなる?
着る服の種類が少ないので、この時期は何を着たらいいのか困ってしまう鮎川ですw
今日は、変形性股関節症の質問がありましたので、
変形性股関節症について書いてみようと思います!
「変形性股関節症の原因」と聞くと、どんなことをイメージしますか?
おそらく、骨や関節が原因とイメージされるのではないでしょうか。
実は骨の変形や、関節の変形は変形性股関節症の原因ではなくて、結果だと言ったら信じられますか?
そもそも、どの様にして変形性股関節症になるのか
きちんと説明できているのを僕は見たことがないです。
というわけで、今日は変形性股関節症はどの様に進行するのか、
書いてみようと思います。
ここで書いてあることは、私たちが30年近く施術してきて得た見解ですので、
「そういうものなのかもしれない」という感じで読んでみてください。
まず、変形性股関節症はどの様にしてなるのかを
説明した動画ありますので、そちらをご覧ください。
この動画はセラピストの勉強会で、セラピストの質問に答えたものを
録画した内容をほぼ無編集でアップしたものですので、細かい部分はあまり気にしないでくださいw
動画の中では省いてしまっているのですが、
骨頭と寛骨臼がお互いすりつぶす様に負担をかけながら動かし続けると
間にある軟骨はどんどんすり減っていきます。
そうなると関節を包む膜も傷ついて、
中にある関節液が漏れ始めます。
この関節液は骨の成分を溶かし出してしまう性質がありますので、
骨の成分が溶け出してしまい骨に穴(嚢胞<のうほう>)ができます。
スカスカの発泡スチロール状になっていると思ってください。
この状態で大きな負荷がかかり続けますので、骨が変形し棘を形成し始め、
いずれはグチャっと潰れてしまうのです
関節がグチャっと潰れた状態が、いわゆる末期という状態なのですが、
こうなると、人工関節にせざるを得なくなってしまいます。
ただ、関節が潰れる前であれば、
大きな負荷をかける原因となっている、
硬くロックした筋肉を本来の柔らかい状態に戻してあげれば
痛みを改善することは可能です。
変形性股関節症の方は、筋肉がガチガチにロックしているため、
筋肉を緩める姿勢をとっても、筋肉が柔らかくなるための栄養が届きづらいので、
改善するのに時間がかかるケースが多いですが、
もし、変形性股関節症でお困りなのでしたら、
一度僕たちに相談してみてください。