夢にはぐれた戦後の川を
命つないで流された
おまえ、おまえがいたから耐えられた
おれの心のほとりに咲いた
女いちりん昭和の花よ
遠くで、近くで、
昭和の歌が蘇る。
団塊世代の我々も、
早(はや)職を辞す齢になった。
仲間の頭は薄くなり、
白髪も随分増えた。
寄れば体の心配か、
病院通いの話しが多い。
亡くなった友もいる。
私と言えば至って元気だ。
貧乏人生まれの子なので、
病気らしい病気はした事がない。
母のおかげだと感謝はしている。
周りのみんなが何時も不思議がる。
自分で言うのも何だが、
見てくれだけは随分と若い!!
余り深く考えない性格が、
良いのかも知れない。
なすがまま世で生きてきた。
風よ、吹けば吹け、
どちらに行くとも、
一度きりの人生だ。
成る様にしかならないと、
花や、嵐(あらし)の峠を越えた。
しかし、
いつも、
最近は、
根(こん)や 粘(ねば)りが、
落ちてはきたが、まだまだ若い。
いまが青春だと言い聞かせている。
人は、
志(こころざし)さえ有れば、
死すまで青春だ。
団塊世代の仲間たちよ!!
志(こころざし)を持とう。
今一度、気を奮い立たせ、
世のため人の為に頑張ろう。
そして、
永久(とわ)に(青春)を貫こう。
団塊世代の仲間たちよ!!
今日も何処かで(君)に乾杯・・・