やっと政府がマスクの高額転売規制に動き出したものの、相変わらず店頭ではマスク不足が続いている。また国が保有するマスク数は、たった743万枚しかないという。これでは東京だけでも1日分に満たないではないか。少なくとも非常用に10億枚くらい備蓄しておいてもよいはずである。
それにしてもマスクひとつとっても、日本がこれほど非常事態に弱い国だとは・・・。たぶんどんな国と戦争をしても、あっという間に負けてしまうだろうね。平和ボケなのは結構だが、それならそれで絶対に高飛車に出ないこと、そしていつでも逃げる準備だけはしておかないとね。
さて国が備蓄しているその貴重なマスクを、感染者の人口比率が高い北海道の北見市と中富良野町へ1世帯7枚を配布したという。まあそれはそれで決して悪いことではないが、優先順位としては大量感染の可能性の高い病院や養護施設などへの配布が先だったのではないだろうか。
まあいずれにせよこのままでは、一般庶民が普通にマスクを買えるようになる日は当分やって来ないだろう。この最悪の状況から脱するには、普通の人々がマスク買いをやめるしかない。
そもそもマスクは、患者の咳などによるウィルス拡散を防ぐものであり、予防する側の効果は薄いらしい。予防には何と言っても、うがいと手洗いが一番効果的なのである。
また年配者はほとんど外出しないのだから必要最低限のマスクで十分だし、その他の人々もガーゼなどで手作りマスクを創って洗い回せば、なんとか凌げるのではないだろうか。そうして少なくとも約一か月間、ほとんどの人々がマスク買いを我慢すれば、この異常事態はすぐに終息するはずである。とにかく騒げば騒ぐほど、この悪い状況が続くだけなのだから・・・。
作:蔵研人
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