酒飲みは辛党、飲めない人は甘党だと単純に括っていた時代は、もう遥か彼方に霞んでしまった。昨今は女性が強くなり、外食の趣向も女性に合わせることが多くなってくる。となると嘗ての「飲み屋なら何でもいいや」といった、酒飲みおじさんの単純な選択では通らない。
食べログなどで評価の高いレストラン等を探すのは当然だが、かつ落ち着いた雰囲気で料理の美味しい店を選ばなくてはならない。そんな店なら食後にデザートが出るのは当たり前。もちろん今どきアルコールが飲めない人は、相手にされないので病気でもない限りほぼ全員が酒を飲む。もはや下戸と言う言葉は死語になってしまったようである。そして逆に酒が好きな人であっても、デザートを残す人を余り見かけなくなった。
また仕事中でも、たまにケーキやお菓子などを差し入れ出来ないようでは、部下を上手に使えないだろう。「俺は大酒のみだから甘いものには興味がない」では通用しないのだ。つまり現代では、甘党辛党などと言う単純な線引きは無意味であり、ほどほどに酒を飲み、美味しければ甘いものも進んで食べてみるセンスが必要なのである。
評:蔵研人
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