ちょいと遅ればせですが、「ボヘミアン・ラプソディー」観てきました。

「Ｑｕｅｅｎ」は、私の青春そのもの。。。（遠い目）

似ている人を集めているとはいえ、役者さんってホントにすごいなあ。

 

 

高校生の頃、実家のステレオで、Queen毎日聴いてた。真空管入ってた

やつだ。居間に置いてあったので、大音量でかけていると

「心臓が躍るからやめてくれ。」っておばあちゃんによく怒られてた。

ロックって言うだけで、親が困惑するような、めっちゃ硬い家だった。

 

ブライアン・メイのファンでした～。そうとうミーハーしてましたね。笑　

フレディーの歌も大好きでしたが、あのハードゲイ仕様のお衣装の

センスだけは、田舎のいたいけな女子高生の私には、どうにも

理解不能でしたが。
あのウシ柄のタイツは映画にあまりメインで出てこなかったのは、

ちょっとホッ。笑

 

ごくごく平凡で平和な生活の中で、良い子を装い何食わぬ顔をして、

優等生を装って生きている自分の中の、息苦しさを「Queen」の

音楽は、代弁してくれていた気がする。

 

 

無名の誰も知られていない時代に、最初に斬新な音楽に食いついた

のが、日本の女子達でした。リアルタイムで聴いてましたね。

持っていたＬＰも大分処分したけど、QueenのＬＰはまだありますよ。

 

音楽専科とか、ミュージックライフとか買ってたなあ。あのバンドの

誰と誰が喧嘩して、脱退したとか、バンド解散したとか、出戻ったと

か、彼女と別れて傷心中だとか・・・世界中のファンが、みんな自分

の知り合いとか、親戚のお兄さんみたいな気分で、本気で心配して

、一挙手一投足に一喜一憂してた時代。

かなり斬新でマニアックで新しい音楽やってたプログレバンドとか、

ロックバンドとか、アイドル並みに世界中で売れてた時代。今考え

たら、ありえないよね。

 

「ボヘミアン・ラプソディー」の詞が、改めて心に深くしみました。

 

 

「Queen」は、私の音楽的ルーツです。

 

 

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