段々と乾いてゆく。 | 愛知県名古屋市の着物屋 きもの美濃幸 3代目若だんなの徒然日記

愛知県名古屋市の着物屋 きもの美濃幸 3代目若だんなの徒然日記

名古屋市中村区大門商店街にある
きもの美濃幸 ラ・クロシェット
の日々の徒然です!


定休日の一日。

少し早目の桜満開の声が聞こえる頃の休日とあれば、少し足を伸ばして花見に行きたいと思っていた場所があるのですが、こうした情勢。

買物ついでに市内をドライブして、車内から桜を楽しむ休日となりました。


刻一刻と情勢は変わっており、不安な気持ちはどこまでも尽きませんが、こうした時こそ平常心と上機嫌な心を忘れずに、日々を過ごしていきたいと思っています♪


そんな休日の一日、

暖かくなってから袖を通す様になった、片貝木綿を洗濯機で洗いましたウインク


軽めの脱水だけ気を付ければ、簡単に洗濯が出来る木綿きもの。 日常着る普段着きものとしては本当に便利! 洗い替えを何着か持ちながら、四季を通して楽しんでいますキラキラ


洗濯が終わり、きものハンガーに掛けて、少ししっとりとした生地のしわを手アイロンで伸ばし、数時間干しておくと、肩山から裾に向けて、段々と乾いてゆく様子が見れます。


重量に逆らわず、下へ下へと乾いてゆく様を見ていると、色の変わりや風合いの変化が見て取れて、何とも楽しいひとときに。

片貝木綿くらいの生地厚であれば、大体一日でからっと乾いてくれます。


一枚の生地と日々向き合いながら、ともに季節を過ごし、楽しい時間を経てゆく幸せ。


そこまで来ている陽気溢れる4月が、善き日々が続いていきます様に。