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こんな感じ(自称「半農半活動」)で生息しています。
① 可能な限り自給自足(とりあえず家庭菜園と年収100万円程度の生活)
② ①以外の時間を、社会問題の解決に充てる(取り組む問題は何でもあり)
半農半X とBライフにインスパイアされました。

死なない以上は、子孫と環境に負の遺産を残さないように生きれればと考えています。
単身で気楽に生活、ピンピンコロリでフェードアウト!が理想です。
詳しくは、公式ブログ見てください。よろしくm(._.)m
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緊急事態の最中に議員を辞職、なのに7月の市長選に立候補!-浦尾雅文(維新)氏の事情?- [緊急事態だよ!]

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浦尾雅文(維新)氏の4月15日付の
辞職を伝える河内長野市議会だより
ちなみに浦尾氏は68年生まれの51歳
ちなみのちなみに現市長は69年生まれの50歳
※クリックすると拡大
『身を切る維新の真実とは』もご参照ください。

私の住む大阪府河内長野市(吉村知事の出身地)


緊急事態宣言が大阪府にも適用されたなかでの4月15日、河内長野市議会議員の浦尾雅文(維新)氏が辞任しました。


コロナ対策がこれから大変になる時期の辞任


まさに職務放棄と言わざるを得ません。


それ以上に驚きなのが、浦尾氏が7月の市長選に出るというのです。


そもそも浦尾氏が出馬宣言をしたのは
学校への休校要請が始まり、感染が拡大していた3月

河内長野市の3月議会でもコロナ対策が取り上げられ、浦尾氏自身が市長に「新型コロナウィルス」への対応を質問しています。
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浦尾氏の3月議会での質問
※クリックすると拡大

なのに、自分は市長選の準備のためにさっさと辞職

コロナ対策で大わらわの市長や他の議員、職員をよそに、なにより市民感情に配慮することなく、立候補準備へ。
それでは、浦尾氏がいない間に、河内長野市はどのようなコロナ対策を打ち出したかを見てい行きます。

・コロナで売上が減少した市内事業者に市独自給付金(個人10万円、法人25万円)

水道の基本料金の4か月半額〔6月検針分より〕

・自粛で家庭ごみが増加に備え「ごみシール」を1ヵ月不要に。

・国の特別給付金対象外だった4/28以降に生まれた子に5万円

・市内小中学生に教材費補助(小学生8千円、中学生1万6千円)

・学童保育未加入の小学校低学年児童の学童受入れ

・0~2歳児の保育料を自粛に応じて日割りで減額

・就学援助家庭に休校中の給食費の支給

・妊産婦・障害者手帳所持者にマスクを20枚配布

・予約図書の郵送貸出し

・家のお風呂を使えない方の錦渓苑でのシャワー利用(5月末まで)

・必要ないアベノマスクの有効活用のため寄贈ボックス設置

・広報臨時号「暮らしと仕事の支援ガイドブック」作成し配布

・市内の医療機関、介護事業所などに、約6万枚のマスクを配布

・特別定額給付金チームを発足(府内33市最速級で5月15日申請書配布→5月27日振り込み開始)


『大阪市の10万円の給付 どうしてこんなに遅いの』もご参照ください。


議会も、会派独自の要請はもちろん、議会全体としてコロナ対策をまとめ市長に要望書を提出するなどしています。

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河内長野市議会の市長への要望書
※クリックすると拡大

市民も要望書を提出したり、市の防護服縫製ボランティアに応じたりとオール河内長野で取り組みました。
市選出の府会議員も、府へ働きかけを行っています。

しかし、いずれの場にも浦尾議員は見当たりません。

市長とそれを応援する議員、市民がコロナ対策に集中しているさなかに、自身は立候補準備に勤しんでいたのでしょう(戸別訪問やポスター貼り付け、マニフェスト・維新ニュースのポスティングなどから分かります。)

今、河内長野市議会では6月議会が開かれ、議題の中心はもちろんコロナ対策です。

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6月議会日程表
※クリックすると拡大


ここには、辞職した浦尾氏は何ら関わることはできません。
7月市長選に向けて、準備に邁進できる環境を享受するのみです。

ですが、彼が配布しているマニフェストには堂々とコロナ対策が書かれています
議員として6月議会終了までコロナ対策をやり切ってから言うのなら重みがありますが、4月中旬にさっさと辞職した人の言うことに何ら共感を覚えません。

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浦尾氏のマニフェスト
※クリックすると拡大


彼の頼みの綱は、維新人気、それも河内長野市出身の吉村知事の人気のみです。

維新を支持する方も、ここは慎重に考えていただきたいと思います。

吉村知事は、河内長野市出身といえども、大阪府全体に目配りする立場

880万人大阪府のなかで10万人に過ぎない河内長野市は、やはりその分だけしか力を注げません。

逆に優遇するなら、それこそ知事としての良識を問われます。

吉村知事が、知事を辞めて河内長野市長になるわけではありません。

市長選を優先して、コロナ対策に関わらなかった浦尾氏が市長になって、対策が進むとは到底思えません。

維新から市長候補を出すなら、きちんと仕事をする他の方を出すべきでしょう。

私は、維新だから駄目だというより、浦尾氏だから駄目だということを明言します。

浦尾雅文氏は、河内長野市長、すなわち、コロナ対策の最前線に立つ人物として不適格です。



『森友問題で吉村知事に大ブーメラン』もご参照ください。
読みたいなと思う一冊

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コメント 7

ちょうそう

  確かにコロナ対策を優先する時期にわざわざ議員を辞職して市長選に立候補するのは適切ではないかもしれません。
  写真を見る限り政治家としては若そうなので、次回の市長選で市長になったとしても、十分な期間手腕を発揮出来そうですし。
  それとも今俺が市議ではなく市長でなければコロナで河内長野市がダメになるとか思っているのでしょうか。


  河内長野市は市という小さな行政単位であっても、かなりの項目のコロナ対策をしているように見えますね。
  自分は仕事量も減らずに経済的には変化がないので、特に市町村からの支援も必要としておらず、そのために自分の住んでいる市町村のコロナ対策についてはよく知らないので比較も出来ないのですが。ちょっと調べてみますかね。


  因みに自分のコロナ支援は緊急事態宣言解除後に半年振りに行った行きつけの床屋さんで、5000円払ってお釣りはいらないと申し出たことですが、断られて800円増しでお互い妥協しました、汗。
by ちょうそう (2020-06-07 15:50) 

hnhk

実は今の河内長野市長は、前回の市長選で、自公維新が推す現職を破る番狂わせを演じました。

市長は、吉村知事と同じ河内長野出身で50歳です。
「写真を見る限り政治家としては若そう」でとある浦尾氏は、現市長より年上で51歳です。親の地盤を引き継いでいるので、この年齢でもう7期も市議をやっています(大阪によくある自民から維新への鞍替え組です)。ちなみに吉村知事は45歳です。

若さだけでなく、現市長は3年前の神戸マラソンを3時間1分で完走したので、体力的にも浦尾氏を相当上回りそうです。

今の市長は、東大院卒で、世界一給料が高いと言われる米国コンサル勤務を経て、神戸大准教授になり、それを辞職して市長になったスーパーエリートですが、とにかく腰の低い人です(ちなみに世襲政治家ではありません)。

今度のコロナでも一生懸命やってくれていて、あとロスジェネ世代対象の市正規職員募集も開始しました。

私やちょうそうさんでも受験できます(遠隔地の方はリモート受験OK、10月採用)

話は変わって、私は緊急事態宣言でパートが激減しましたが、会社が給料を10割保証してくれたので事なきを得ました。

ちょうそうさん、床屋さんの件、さすがです。
理美容業界も大変ですものね!
by hnhk (2020-06-08 00:01) 

いっぷく

議員だって首長だって、住民のために仕事をする点では同じなのに、上昇志向の強い人ですね。
維新自体に、吉村人気でチャンスだから首町を狙え、という方針があるのかなと思いました。だって吉村知事も衆議院議員を投げ出した人ですよね
しかし情弱は維新みたいなのが好きなんだろうなあ。
by いっぷく (2020-06-08 17:09) 

hnhk

いっぷく さん

ご指摘のとおりだと思います。

ポピュリズムが得意の維新の政治家なら、せめてコロナ対策で名を売ってから立候補すると思うのですが、そういう政治センスもないのでしょう。

加えて、吉村知事の名代だから支持するという「情弱」な人が、この街には多いと踏んでいるのかもしれません。

どちらにしても、住民を軽んじていることに間違いはないと思います。
by hnhk (2020-06-08 21:32) 

ちょうそう

  お給料が全額保証されたとのことで何よりです。お勤めの会社が雇用調整助成金をうまく活用したのかもしれませんね。


  現市長の経歴が凄いですね。それに加えて市政運営でも手腕を発揮しているとなれば、現市長に選挙で勝つのは難しいのかな、と門外漢としては思いました。


  コンサル会社とか投資銀行に就職する人の中で、志を持った人は早期に退職して、別方面に就職したり、自分で事業を始めたりする人が多いのかなと、テレビや新聞などを見ると思うのですが、現市長の人もそういう人なのかなという印象を持ちました。

by ちょうそう (2020-06-09 18:56) 

johncomeback

ご訪問&nice ありがとうございます。
僕もピンピンコロリでフェードアウトしたいです(*´∇`*)

by johncomeback (2020-06-09 20:51) 

プー太の父

ご訪問いただきましてありがとうございます。
大阪へは高校時代の修学旅行と大阪万博の二度しか行ったことがありません。万博からもう50年近く経ちますね。
by プー太の父 (2020-06-29 07:36) 

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