春爛漫の四月…なのですが、
コロナウィルスの感染が広がるばかり…。
緊急事態宣言が出て、新年度とはいえ、
学校は五月の連休明けまで休みというところが増え、
仕事もテレワークになったり、
公共の施設も休業になったり、
あちこちに影響を及ぼしています。

今が日本の正念場。
少しでもコロナウィルスの感染を防ぐために、
不要な人との接触を避けて、
栄養、睡眠をしっかりとって、免疫力をつけて
自己管理をして家族や大切な人を守りましょう。

こちらでは、三月から引き続いての免疫力アップの食材を使った献立、
そして、お家でできること、などご紹介したいと思います。

*     *     *

今年は4月12日がイースタ―です。
日本ではあまりなじみのないイースター=復活祭。
春分の日の後の最初の満月の次の日曜…という、
3月下旬から4月下旬と毎年大きく日付が変動し、
わかりにくい日です。
が、キリストが復活した日、として、ヨーロッパや
キリスト教徒が多い国では祝祭日とされ盛大にお祝いされています。

イースターといえば、卵。
新しい命が生まれる卵は、復活の象徴だからだそう。
イースターには、茹で卵の殻に色や柄をつけて彩られた卵が
よく知られています。

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茹で卵に色を付けると、あとで食べるのに抵抗があるので、
卵の殻を使っていろいろアートするのはいかがでしょう。
絵を描いたり、文字を書き込んだり、あるいは、
マスキングテープを切り貼りしたり…
お子さんと一緒に、あるいは大人でも楽しめるものです。

卵は、尖った方に押しピン等で小さな穴を開けて、
反対の丸い方に1㎝くらいの穴を開け、そこから割り箸などで
殻を割らないようにそっと白身と黄身をかき混ぜ、
その穴から中身を出します。

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中身は、献立に使うので、冷蔵庫にとっておいてくださいね。
殻の中を水洗いして、乾かして、あとは自由に楽しみます。

そして、中身で…
卵とわかめのごま油炒めを作ります。

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わかめの旬は春!
塩蔵や、乾燥したものなど、年中ありますが、
旬の今なら、生わかめも食べられます。

わかめはミネラル豊富な食材。
近年、注目されているのは、フコイダンという、海藻のネバネバ。
わかめや昆布、もずく等海藻類のぬめり成分に多く含まれています。

フコイダンには、血液サラサラ効果があり、動脈硬化など生活習慣病の予防、
そして、免疫細胞を活性化する作用があり、免疫力アップなどの健康効果も
期待されているのです。

わかめは、炒めるとたっぷりと食べられます。
ごま油で炒めると風味と香りがよく、
卵ともの相性もよし!
とろっとふわっとした卵に、シャキッと歯ごたえを残したわかめ、
ご飯のおかずにもぴったり、
簡単にできるので、是非作ってみてください。

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◆ 卵とわかめのごま油炒め
【材料】
わかめ(正味)70~80g
生姜 1かけ
ごま油 大さじ2
卵 3個
塩・こしょう 各少々
醤油・酒 大さじ1強
細ねぎ 少々
【作り方】
1.わかめはざく切りにし、水分をしぼっておく。
 (生わかめの場合は、さっとゆでてから。塩蔵や乾燥の場合は、
 水でもどしてから。どちらも水分をしっかりとる)
2.生姜はみじん切りにする。
  細ねぎは斜め薄切りにする。
3.卵はときほぐし、塩こしょう、酒を混ぜておく。
4.フライパンにごま油(大さじ1)と生姜みじん切りを熱し、
 香りが立つと、1のわかめを入れて炒める。
5.わかめに油がまわると 端に寄せ、空いたところにごま油を入れて、
 2の卵を入れ、大きくぐるっと混ぜる。
6.卵が半熟になるとわかめの方の鍋肌から醤油を加えて
 わかめ全体を混ぜ、卵も一緒にざっと混ぜて器に移し、
 上にねぎを散らす。

※ わかめの食感をいかすために、炒めすぎないように、強めの火で仕上げる。

【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油 





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