チタンコンロッド | 北折 淳の鈴鹿8耐挑戦記!「マコブロ」

チタンコンロッド

最近、チタン材を使用したパーツはたくさん市場に出回っていますよねウインク

新型CBR1000RR-Rもご存知、コンロッドにチタンが使われています。

バイクの場合、エキゾーストパイプやサイレンサー、ボルトなどが一般的で、見た目にもそれと分かる美しさが魅力な面が多いと思います。

そんな中、コンロッドはエンジン内部のパーツで外観は露出するもんじゃありません。
機能を優先し、コストをかけて性能を向上させたものではありますが、やはり手にとって見ても綺麗です!!
正に機能美。

バイク好きが集まってものづくりをしている現場ならではデレデレ


DLCと言えばこのカムシャフト。
真っ黒のピッかピかポーン

これも普段は見られない内部(当たり前)の部品。
旧型のHRCキットパーツだってここまでやってないですよ!

バルブ径が拡大されたヘッドは、意外なほどコンパクトで驚かされます。

ポートの加工も一部入って、ホントにレース専用みたいなつくりになっていますが、これが量産です!

他社ではポートや燃焼室も総削りの量産車もありますが、ここまて来たらリューターで削ったり磨いたり…なんてもう逆効果チーン
どうぞそのままお召し上がり下さい。

僕は機械加工現場で働いていた経験もあるんですが、みんなホントに凄い人ばかりです。
お陰で様々な場面でお互いに持ちつ持たれつ、協力しあっていいモノがつくれる。

熊本製作所でつくられたバイクたちはこうした皆さんの苦労と努力の結晶なんです。