ル・マン24H - SST>EWC - | 北折 淳の鈴鹿8耐挑戦記!「マコブロ」

ル・マン24H - SST>EWC -

鈴鹿8耐がFIM世界耐久選手権シリーズの1戦であることは、案外知られていない様ですチーン

それは、僕らチームにおいても同様に、案外みんなは世界選手権に出るんだ!!という感覚はないのが本音えーん

視野を広げてみると、シーズンは2019-2020という年を跨ぐ特異なカレンダーで…
実は今シーズンは?既に昨年9月のボルドールで幕開けしており、新設となった12月のセパンまで2戦を終えているのです上差し(ややこしっ)

そしてCOVID-19(コロナウィルスによる正式な病名で、ウィルス名はSARS-CoV-2らしい…)によって以降は延期され、ご存知鈴鹿8耐も11月開催となったワケ真顔

シーズンは引き続き、ル・マン24時間(8月29‐30日)、ボルドール(9月19‐20日)、そして11月1日に鈴鹿でグランドフィナーレ=最終戦となるんです。

すげえな鈴鹿!
すげえな日本!!

で、来たるル・マン24時間のエントリーが発表されたんですが、驚いたことがありますパー


SSTクラスが勝っているという事実ポーン(台数ね)

ちなみに19年の鈴鹿8耐は?

まさかのEWC圧倒的シェアゲッソリ

よし。





ル・マンに行ってくるパー




ムリかニヤニヤ




昨年、ウチはEWCで参戦していたんですが、当初はSSTの予定で進めていました。

まぁ紆余曲折あり…大人の事情で??
EWCに切り替えたのが5月だったと思います。

深くは語りませんが、これだけは言いたい。

チーム全員の総意で、SSTに臨む腹で居ました真顔




ざっくりと部品コストは1/2、製作工数も同様、年間で考えるとランニングコストでも同じく。
実に、量産パーツの70%をそのまま使用しています。(EWC、JSBでは30%ほどでした)

タイムは!?
僕のベストは16年のSSTで15秒0、19年EWCでも同じ。
17年型CBRでは、当時エースの拓海が12秒!

15年~18年まで、一貫してSSTクラスにスイッチして注力してきた僕らとしては、明らかな手応えを感じており、世界はとっくにストッククラスの可能性と魅力を見出だしていた背景があり、日本レース界の追従を待ち望んでいました。

20年、MFJでようやくST1000が開始、CBR1000RR-Rが登場!
3月末の鈴鹿テスト、8秒台というスゴいタイムが出ていましたね。9秒台もザラ。
(それまで8耐SSTではR1の9秒台がベンチマークだった記憶、しかもタイヤはBSね)

今年の鈴鹿8耐、面白くなると思います。

もちろん、その中に僕らの名も刻みたい。
刻みに行くぞ。