久々に晴れ ~オートポリス慣らし~
激しい雨が続いておりましたが、今日は久々に晴れました
今日はようやく、延期が続いていた慣らしができました。
でも、今日はサポートです
予定では、HSR九州で慣らし後に、ここオートポリスで全開
と、計画していたのですが…ご存知のように九州では豪雨によって多くの被害がありました
※豪雨被害によって亡くなられた方々へのご冥福をお祈り致します
今週も雨かぁ~⤵️
なんて憂鬱になっていたのですが、
昨日になって、天気予報が回復傾向になり、半分諦めていた慣らし走行に兆しが
そしてオートポリスは予想以上の晴れ
どうも路面は雨のせいで
汚れ気味。
コロナ影響もまだまだ残りますが、サーキットはやっぱり気持ちいいですね
さて、今日のライダーはジーコマこと小島くんです。
昨年の全日本最終戦、これまたサポートとして出張先から鈴鹿へ飛びましたが、9秒台のベストタイムを叩き出したオトコでございます
その時の記事はコチラ
僕だっていつも自分だけ走っている分けではないんですよ~
慣らしはもちろんですが、試したいことは山ほどあります。
もちろん、昨年までに得られたECUデータのセッティング方法も活かし、この新型CBR1000RRーRで更に改善すべくトライしているのもその一つ。
加えて、ジーコマくんはST(ストック状態)車に乗るのが初
慣らしと言っても、アレコレ感想があがって来るんですが、以前僕らが8耐SSTへスイッチした時と同じフィーリングの様子
まず重い。
めっちゃ重い。
これは車重もありますが、一番はホイール、ディスクのバネ下重量と呼ばれる部分が占めます。
最高速度は300㎞/h以上にも達しますが、その際に発生する回転物の慣性モーメントは強烈
最高で200km/h以上の速度から倒し込みや切り返しを行うのですが、重っと声が出るほど辛いっす
8耐EWCクラスや全日本JSB仕様からの乗り替えであれば尚更。
特にブレーキディスクは高温によっても安定した制動力を得るために板厚を厚くしたり、外径を大きくしたりしますが、相反してこの重さが出てきてしまうワケです。
あとはエンジンの出力
スロットルを開けた瞬間からレスポンス良く反応し、かつライダーの求めるパワーを路面に伝えることが出来れば、重さのネガは軽減出来ます。
つまり、スロットルの開け閉め操作で車体のピックアップを生み出して、素早く倒し込んだり切り返したりをするんです。
こういった点も、最近の制御技術によっては改善できる、もしくはある程度の誤魔化しが出来るんです。
ライダーの感じたコメントに100%応えることは不可能
いかにポイントを押さえてネガを消し、タイムに繋げるのか、要はライダーが気持ち良く走れるように違和感なく誤魔化すという作業も時には必要だと僕は思っています
最高速度はメーターで310km/hを記録
鈴鹿サーキットだったら何㎞でんだ
まだまだ眠っている力、道具は一杯あります。
走る度に、一つずつ前進していきたいと思います。
告知
8月23日に開催される九州ロードレース選手権第2戦オートポリス戦に参戦致します
車両はもちろん新型CBR1000RR-Rで、九州デビュー戦となります
皆さんの応援を宜しくお願い致します