手を差し伸べられる条件。 | 『透明』

『透明』

透明で在りたい。
どこまでも…
どこまでも…

透明で
ありたい。



心に余裕がある瞬間は、
人に無条件に、
手を差し伸べられる。


だけど。



心に余裕が無い瞬間は、
意識をしても、
手を差し伸べられない。




自分が一番と、
何の根拠も無い、
脆く醜い確信がある時は、


誰かが倒れた時に、
直ぐに手を差し伸べられる。



なのに。





自分よりも、
何か一つでも、
優れた人が居たら、


心に余裕を失くし、
手を差し伸べられ無いどころか、
笑顔さえ出て来ない。



これが私。


これが本当の私。