フィールドへ向かう途中
足が悪いエゾシカさんに遭遇・・・
車を停めて様子をしばらく見てたら
子供も現れた・・・
普通1頭見たら
次から次へと現れる
でもこの鹿さんは２頭。
たぶん
足が悪い方はおかあさんで
小さい子は子供
足が悪くて
歩くのがおぼつかない様子・・・
１本の足がブランブラン。
それでもしっかりと
我が子を守っている
厳しい自然界・・・
それは
わかってはいるけど・・・
こうゆう光景を見てしまうと
切ない思いでいっぱいになる。
何もしてあげれないから
悲しくなる・・・
今まで聴いたことがない声で
私に向かって
鳴いていた
うちのハナの晩年の鳴き声に似てた・・・
高めの声で「キュン！」っと鳴く
私は車から降りてはいない。
距離もある
それでもこちらへ向かって
「キュン！」と鳴く
人間にいやなことされた？・・・
鹿撃ちさんとかに
大切な子供を・・・？
色んな事を想像する
違うかもしれないけど
もしそうだとしたら
人間を許しておくれ・・・
手を振り
車を発進させたけど・・・
ポロポロ涙が出る。
明治初期の大雪と乱獲で
一時、絶滅寸前まで数が減少しましたが
禁猟などの保護対策により
個体群を維持するまでに回復。
現在はエゾシカの高い繁殖力で
個体数が増え分布域を拡大しながら
生息数が増えています
結果
交通事故や
農林業被害が増えてきている昨今・・・
平成２６年に制定された
「エゾシカ対策推進条例」に基づき
捕獲などによる個体数の管理や
捕獲個体の有効活用に・・・
って、道のHPに書いています
あたしだってバカじゃない。
仕方がないと思ってはいる
でも
心が切ない。
せめて今まで出会った
鹿さんたちだけでも
家族と一緒に
元気で過ごしていってほしい・・・
去年の秋に出会った
ひとりでいた
３本足のエゾシカさん
どうしているだろうか・・・
