去年、英会話の生徒のS.I さんと、KCGでお世話になっているK監督から、素晴らしい写真集と画集をいただきました。
S.I さんのお父様は、退職後、夢の実現のため、80歳近くなってから何度も中国の奥地を訪れ、自然の脅威を感じさせるような写真を沢山撮って、中国で(日本でも)個展を開いたそうですが、まだまだ大勢の方に知ってもらう前に、亡くなってしまいました。
そのダイナミックな写真は、地球の、自然の、偉大さをまざまざと見せつけられます。
これは中国の棚田の写真です。
よーく目を凝らして見ると、木や階段があって、この棚田がどれだけ大きいものかがわかります。
湖と滝。美しい。大きい。
そしてこちらはK監督のお父様の油彩。『海へ』
なんだか地球の奥深さや生物の起源、そして宇宙までも考えさせられるような深い作品じゃありませんか?
この絵が一番感動したと言ったら、私にくださると言っていただきましたが、縦が1.6mもあるので、我が家には飾れません。
離れた場所からじっくり見なければもったいないし。
どこか大きなホールへ寄付出来れば、とおっしゃっていましたが、このサイズの凄い作品が、まだまだ沢山あります。
Kさんのお父様は、美術教師の傍ら、たくさんの絵画を描き続けられました。
いくつもの賞を獲られ、個展もされて、素晴らしい作品を残し、絵と共に生きて、昨年亡くなりました。
残された作品を集めて、子供たちが画集に仕上げ、そして、私も一冊いただくことになりました。
息子のKさんが、「父は真の芸術家でした。作品、生き方、そして人生そのものが芸術でした。」と、あとがきに記されています。
Kさんもミュージシャンで、自主映画で賞をいくつも獲っている、絵とは別角度ですが、お父様の芸術家の血を受け継いでいるのでしょうね。
S.I さんも、Kさんも、お父様の思いを形にされて、本当に良かったと思いますが、この本をたくさん抱えていらっしゃる事も事実です。
装丁も紙も上質だし、どうしたら、もっともっとたくさんの人々に見ていただけるのでしょう。
こんな才能ある芸術家たちが、私たちの知らないところでみんな活動していると思うと、何か発信する手立てが無いのかと思います。
S.I さんのお父様も、Kさんのお父様も、いくつになってもすごいバイタリティで、ご自分の力を惜しみなく発揮していました。
疑いなく突き進んでいた感じ。
やりたい事をやり続けて、、、やり遂げた実感があったのかどうかはわかりませんが、とにかくやらずにいられなかったのでしょう。
いつも不安で迷ってばかりの私ですが、少しだけ力をいただけたかもしれません。。。
絵をひとつ下さるそうなので、この、船の油彩のどちらかをいただこうかと考えています。
50cm くらいなので。
素敵でしょ?
どっちがいいかな~~~。
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