むかしむかし、

小学3年か4年の頃、隣りのクラス(4組)に脚の長さが生まれつきアンバランスで保護器具をつけている女の子がいました。

とても明るくて活発な子でした。

ある日、うちのクラス(3組)の悪ガキが何人かで、その子の脚のことをからかったか、暴言をはいて傷つけるようなことを言いました。

すると、4組の生徒が一致団結して、3組の悪ガキ達に立ち向かって庇ったのです。

私たちは、同じクラスではありながら、悪ガキ等をシラケて見てましたが、彼女のクラスメイトの団結には密かに感動していました。

(今も覚えているくらい)

 

4組にはもう一人、いつも髪がバサバサで汚れているっぽく、着るものも何となく貧し気な女の子がいました。(時代だからね~~)

そして、またまた3組の男子(うちのクラス)が、「汚ね~」とかわざと傍に行っては「クセ~」とかいじめてましたが、4組の子達は、彼女の味方をして、その悪ガキと戦って(言葉で)いました。

 

4組、いいクラスだったのね~。

 

担任の先生が少し年配の方だったと記憶していますが、きっと指導力のある素晴らしい先生だったんだと、今は思っています。

うちのクラスも、そんな感じの、ある意味子供らしい悪ガキはいましたが、私達クラスメイトがそこに同調せず冷めた目で見ていたので、その子たちもそれ以上は何もせず、いつの間にか仲良くなっていました。

3組も、私にとっては楽しい良いクラスだったのよ。

その悪ガキたちも単純なかわいい子たちでした、、、今、思えば。

 

現代のいじめの問題は何が違うんだろう。

とことん追い込む、みたいなことは。

教育に何か大切なものが欠けているんだろうか。。

それとも昔も同じで、たまたま私の環境がラッキーだっただけなんだろうか。。。

 

ところで、その脚の不自由だった女の子は、私よりすっごくスポーツが得意で、ドッジボールで投げる玉なんか強くって、クラス対抗でその子がボールを手にしたら、私なんか逃げ回ってました。

走るのだって、保護器具をつけていたって、とても速いし。

 

あぁ、そうか、、3組は負けたから、悔しくって、ヤツらは悪態をついていたのかな。

 

遠い思い出だけどね。。。。。。

 

仲良し。

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