2年もブログを放置してしまいました。

その間に娘達はすくすく育ち、5年生と2年生になりました。


今日は、6年前の長女のラン活の結果について、ご報告します。


一言で言いますと、長女はランドセルから卒業し、リュックに移行します。

身長が予想以上に高くなり、冬にジャンパーを着てランドセルを背負うとパツンパツンで肩こりが悪化。ちなみに、5年生で服は大人物のsサイズ着てます。


見た目は、高校生が無理してランドセル背負ってるように見えます。

こんなのいつまでも使うの無理!


○耐久性

当時、6年間耐久性の高いものを選びましたが、6年間使わないから耐久性は必要なかったですね。

むしろ、早く壊れてくれればリュックに移行する理由ができたのに…


○色

高学年になっても違和感なく使えるように、キャメルを選びましたが、ランドセル着用に違和感があるほど身長が大きくなったら、ランドセルを使用すること自体が無理です。色は何色でもよかったです。


○重さ

ランドセルは軽量タイプと言えども、クソ重いです。

コロナ禍でタブレットが導入されたため、ランドセルは教科書とタブレットでパンパンです。

先日、昭和の文化を展示している博物館に行きましたが、昔より令和の今は教科書は大きくなっています。

タブレットを持って大きな教科書持って、紅白帽子に上履き入れて、片手に鍵盤ハーモニカ持って、これで炎天下に1リットル近い水筒持って、木陰のないアスファルトの道路を歩くんですよ!

しかも昔と違って暑い!


○コスパ

1万円のリュックを2年ごとに買い替えても、3万ですよ。

ランドセルはセールでもない限り、5万はします。ランドセルはコスパが悪い。


○防犯性

入学時に、不審者対応の講演がありました。

登下校時に不審者に追いかけられた時、ランドセルは重たくて逃げられない。ランドセルを捨てて逃げるよう指導がありました。

重たいランドセルは、安全性が高いとは言えません。


○健康面

重たすぎて肩こり悪化。夏は背中は蒸れて汗疹。


時代は変わりました。

多様性の時代です。娘の学校にも外国人の生徒が沢山います。小柄な日本人と違って、背が高いです。うちの娘ですら、パツンパツンのランドセルなのに、体格のいい外国人が使用するのは無理があります。

タブレットという教材も増えたし、年々暑くなる夏、こんな時代に、重たいランドセルって…昭和かよ。



娘が幼稚園児の頃ぐらいから「ラン活」という言葉が流行り始めました。

我が家もこの「ラン活」という言葉に踊らされて、ランドセルを見に行き予約しました。

長女の時も次女の時も一般的なメーカーのものを予約しましたが、焦る必要はなかったです。


ランドセル業界の戦略に踊らされないで!


一つのランドセルを6年間大切にする精神性を重視される人もいるかと思います。それも大切かもしれません。

小学1年生で買った130サイズの体操服を、大切に6年まで着ることは無理です。

成長に合わせて服のサイズを変えるように、パックパックも選びたい。


今朝、長女の肩こりの肩をマッサージしながら思いました。こんな重たくて合理性のないものを5年間も持たせてかわいそうだったな、と。

それと同時に、ランドセルへの積りに積もった怒りが爆発し、このようなブログを書いています。



幸い、ランドセルを使用しなければならないという決まりはこの地域の学校にありません。

身長の高い子はリュックに移行する子もいるようです。

姉が移行した後、次女もさりげなく移行できればと思います。



今の時代、ランドセルは小学校入学の一種の象徴です。合理性は全くありません。

また、ラン活は入学の儀式の一部と言えるでしょう。


象徴や儀式にお金をかけるのも、もちろん大切ですが、子供の成長や好みや体型に合わせて、いろんな選択肢を考える時代になったなぁと思います。