コスモスの花言葉、

ググってみたら

”白のコスモスの花言葉は「優美」「美麗」。 赤のコスモスの花言葉は「乙女の愛情」。 ピンクのコスモスの花言葉は「乙女の純潔」。 黄のコスモスの花言葉は「野生の美しさ 」。”

とあった。

花言葉には興味はないが

「狩人」の『コスモス街道』（詞：竜真知子の歌は今でも記憶に残っている。

生まれて初めて自分で選んで買ったレコード（レコード！）だということもあるが、

歌詞に思い出があるのだ。

 

右は越後へ行く北の道

左は木曽まで行く中山道

（『コスモス街道』）

 

これは立原道造の詩「夏の旅」の「I　村はづれの歌」から採った一節である。

 

右は越後へ行く北の道
左は木曾へ行く中仙道

（『夏の旅』）

 

ここで歌われている街道の分岐とは、

軽井沢・信濃追分の集落の外れにある”分去れ”である。

 

わたしがここを最初に訪れたのは、昭和61年。

師事していた小川和佑先生の文学ゼミの合宿に参加し、

信濃追分の「油屋」さんに宿泊した時であった。

 

 

『コスモス街道』のようにコスモスの花は昔からなかったようだが、

この分去れの常夜灯は、今でも記憶に残っている。

 

今は国道が改修され、Google Mapで確認すると民家や商店も増えたようだが。

景色はあまり変わっていないようだ。

 

と、まあそんなわけで、

お題はコスモスの花言葉だったが、

思いがけず三十数年前の記憶が蘇った次第である。