今年はコロナ禍の影響で自宅で過ごす時間が増えています。
「この機会に・・・」 と、色々とやりたいことはありますが、
なかなか思い通りに出来ないのが現状です。
いや、実際にやろうと思ってもイザとなったら面倒くさくて・・・ (^_^:
さてそんな中、前々から気になっていた
長年使用しているバイクのライディングシューズの修理を依頼してみました。
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私が使用しているのは、ROUGH&ROAD(ラフ&ロード)のシューズです。
一見すると登山靴のような外観ですが、これはバイクのライディングシューズです。
ライディングシューズはもう一足、革製のも所有していますが、
「履きやすい」「動きやすい」「気軽に出かけられる」 ってことで、
どちらかと言うと、こっちのシューズの出番が多いです。
ちなみに購入したのは、約22年前(!)
ははは・・・ 私の持ち物は、こんなんばっかですね (笑)
決してケチではありません。 モノを大切にしているんです! (^o^;
ROUGH&ROAD(ラフ&ロード)は、バイクに乗る人にとってはおなじみの会社。
色々なバイク用品の製造・販売しています。
ウェアやグローブ、バッグや小物までバイクのものなら何でもそろうのではないでしょうか?
22年前の私は、GWに北海道ツーリングの計画を立てており、
それに合わせてシューズも購入しました。
それまでは単なるスニーカーでバイクに乗っていましたが、
GWの北海道は本州の真冬装備(!)が必要ということが分かり、これを機会に
シューズもしっかりしたものを購入。
GORE-TEX(ゴア・テックス)を使用しており、(私にとっては)かなり奮発しました。
ちなみに、この一見すると登山靴の ドコがライディングシューズなのでしょうか?
靴を左右並べて見ると、違いが判るでしょうか?
よく見ると、左足の甲には補強が入っています。
バイクに乗る人には当たり前の話ですが、
バイクは左足でシフトチェンジをするので、靴のこの部分が痛むんですよ。
ライディングシューズと言われるものには、(ほぼ)全てにこの部分に補強が入っているはずです。
さて、今回その靴のドコを修理したかというと・・・
そう、靴底がエライことになっているのです!
さすがに22年も使用すると、すり減り具合も半端ありませんが、
ゴム製の靴底は 「カチカチ」 に硬くなっており、弾力性なんて全く残っていません。
グリップ力もなく、信号待ちで足を着くとツルツル滑ってコケそうになることもあります。
普通の人だったら、
「こんなの捨てて、新しいのを買おうか・・・」 と買い替えタイミングとなるところですが、
靴底以外は、まだしっかりしている(ような気がする)ので、
「何とかならないかなぁ・・・」 と、色々とネットで調べていました。
靴の修理をしているお店がネットに出ており、そちらに写真を送って問い合わせをしてみると、
「修理可能」との返事があり、早速送ってみました。
ちなみに本家のROUGH&ROADに問い合わせたところ、「修理は出来ません」との返事。
理由は「靴底を張り替えたとしても、防水性能等が保証できない」とのこと。
メーカーの言われることもよく分かります。
さて、修理を依頼してからおよそ三週間後、靴が返ってきました。
「おぉ~! 新品の靴底だ!」 (当たり前か(笑))
ちなみに靴底は登山靴などでは定番のビブラムソール。
靴底が変わると、22年前の靴とは思えないくらいに、シャキッとした (ような気がする)
でもね・・・
近づいて細部を見ると、22年の年月を感じさせてくれます。
色々な所がほつれていたり、もともとは濃い紺色だった靴が紫外線によって色褪せていたり・・・
それも22年間バイク(CB400SF)と一緒に歩んだ歴史であり、勲章でもあります。
今回、靴底を新品に変えることによって、ものすごく履きやすくなりました!
特に私の場合は、ライディングシューズとは言っても、
バイクを停めて歩き回る(写真を撮る)ことが多いので、これはかなり重要なことです。
今までの 「カチカチ」 の硬い靴底は何だったのでしょう?
あの滑りやすい、歩き難い 靴底は何だったのでしょう?
こんなに劇的に変わるなら、もっと早く修理に出せばよかった~
本来の性能(?)が蘇り大満足です。
今回私は、ケチなので この靴に大きな思い入れもあるので「修理」という選択をしましたが、
もちろん普通の人は 「新しいのを買う」 が正解だと思います。
私は変わり者なので、絶対にマネしちゃダメです。
(実際に修理費で、同等の新しいライディングシューズが買えます(笑))
この先何年バイクに乗るか分かりませんが、
このシューズとは最後まで付き合うことになりそうです。
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