今回の親子二人旅で、一番盛り上がったのはプロ野球。
着いた「その日」に行ったから、これから5日間の旅への期待や興奮も混じってテンションが高めになったというのも、あるんだろうけど。
行く予定なかったんだけど、夕方に着いたホテルで部屋から街を眺めていたら、
「なんか、光ってる場所がある!」
ってことで、
「おぉ、プロ野球だ。この街には、プロ野球があるのか。よし、ちょっと行ってみるか?」と。
「当日券とか、買えるの?」
とか聞いてくるようになった小学五年生を無視して、
「行けば、何とかなるし、行かなかったら、何ともならん。」
で、タクシーでGO!
球場に着いたら入り口で、
「本日はチケット完売です。バラバラの席でしたら、お取りできますが。」
と。
みつろう
「ねーちゃん。なんで親子二人で沖縄から来てね、
1塁側と3塁側に離れて座って、血みどろの憎しみ合い(別名:応援合戦)をしないといけないんじゃい。
平和は、家庭内の和合からでしょ!
親子が野球を見に来たら、隣同士に座らせないとイケナイって、
楽天マニュアルに書いてない??
このままだと、第三次世界大戦の原因がここ仙台で生まれるよ??」
ダダをこねても、無いもんは無いわけで。
チケット販売ブースから、落とした肩を組んで立ち去る親子二人に。
「チケット余ってるから、あげるよ。
うちの会社のやつら、ひどいと思わない?
約束したのに、仕事だって言って、俺一人なんだよ」
と、神さまとしか思えないおっさんから、チケット無料GET!!!
日本のプロ野球は、父も初めて。
大学生の頃、シアトルでイチローを観たことが1度だけ。
メジャーリーグとアメリのベースボール文化に興奮したけど、
日本のプロ野球も最高なんだね。知らなかった。
行ったことが無い人は、騙されたと思って行った方が良いよ。
メちゃんこ、楽しい!
応援していると、コクトウ君が。
コクトウ
「なんか、相手チームかわいそう。
みんな、楽天ばかり応援している。」
みつろう
「そりゃそうだろ、ここは仙台なんだから。
これを「ホーム」って言うんだ。
敵にとっては、「アウェイ」になる。」
コクトウ
「でも、こんな大勢で楽天ばかり応援して、
相手チームが、かわいそうだよ。」
誰かが勝つという事。
それは、誰かが負けるという事。
誰かが、選ばれるという事。
それは、誰かが泣いたという事。
どうしようもない、この世のルールに、
コクトウ君がポツリと。
コクトウ
「パーパー。
どっちも勝たないで、ずーっと同点のままだったら良いのにね。
そしたら、試合も延長になって、この楽しい場所にずーっと居れるしね。」
本当に、ずーっと君と観ていたいなと思えるくらい、
プロ野球、楽しかった。
まぁ、負けたけどな。楽天。
「相手チームがかわいそう」とか言われながら、
思いっきりホームで負けたけどな。
明日は、その件について、熱く語りたいことが。
「父」業をされている人の、今日の名言。
「この街には、プロ野球があるのか。」
↑詩的で、情緒がある。
「行けば、何とかなるし、行かなかったら、何ともならん。」
↑結局、当日券は買えなかったことも踏まえて。
誰かが勝つという事。
それは、誰かが負けるという事。
↑いつも、あの人の本とか詩集に書いてある事
※今週日曜の神戸フェス2018
当日券もあるそうです
主催者がカノン瞑想のために純正律ピアノを用意してくれました
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