サラリーマン7年目だったか、8年目だったか。
「神さま!あの日、宝くじに当てないでくれて、マジありがとう!」
って感謝したことがある。
はい、せーの。
/
うそつけ、ボケ!かす!
自分を良く見せようとするな!
ペテン師!詐欺師!イケメン詐欺師!
イケメンで高身長詐欺師!
性格も良いタイプの詐欺師!イケメンでイクメンで・・・
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全国民の言いたいことは良~く分かる(何が?)。
でも、マジである。
「宝くじに当たらなくて、ほんっとーに良かったぁ!!!」って思った事がある(しかも数回)。
会社に入ってから、まったく仕事が楽しくなくて、
毎日毎日、
「あぁ~、宝くじに当たって退職したい。退職金以上の宝くじを当てて、明日すぐ退職したい」
って思ってた。
思ってたし、実際に月に2~3回は宝くじやらロトシックスを買っていた。
たしか、ロトシックスってのが出始めた頃で、
「4億円???こ、これは、俺を退職させるために日本宝くじ協会が開発した新商品だ」
くらいに思ってた。
で、7年目か8年目か。
とある大企業へのプレゼンが成功し、
そこの社員さんたちに喜ばれ、
自分自身も「渾身のプレゼン」ってくらい作り込んだ資料だった。
その、打ち上げへ向かうスクーターで叫んだ。
「まじで、あの日宝くじに当たらなくて良かったぁ!!!」
と。
たぶんサラリーマン金太郎も真っ青の、THE仕事の充足感!達成感!を味わったのであろう。
本気で思った。
もしも、宝くじとかに当たってしまっていて、
会社を辞めていたら今日のこの達成感は味わえてないって。
きっと、アパート建てて、家賃収入で、ぼけーっと海見て、朝はパチンコに行って、
昼はバイキング食べて、夜は眠るという、
それはそれは退屈な「シアワセ」を満喫していたはずだ。
何よりも恐ろしいことに、
その「シアワセ」とやらの中に浸っている本人が、「これ以上の幸せって無いよなぁ~」ってパチンコで呟いていたであろうという事。
それを想像すると、本気で思ったのだ。
「良かったぁ~、宝くじに当たらなくて」と。
当然だけど、そんなの一瞬だけで、
しばらくすると、「あぁ~、宝くじにでも当たって楽に暮らしたい」と思い始める。
つまらないサラリーマンの日々。
でも、その後も何度かあった。
「あの日、宝くじに当たらなくてマジで良かったぁ~!」と思った事が。
そして、ふと感じた。
「お金」というのは、「経験しないで済む権利書」じゃないかと。
宝くじに当たっていたら、
・資料作成も
・徹夜の残業も
・渾身のプレゼンも
・充実感も
・達成感も
「経験」しない人生だっただろう。
「お金」があればあるほど、「経験」は減るんじゃないかと。
お金とは、「経験しないで済む権利書」じゃないかと。
もちろん、お金が無いと「経験」出来ないことだってある。
エッグベネディクトとか、「お金」が無いと一生たべなかったと思う。
高級ホテルも、お寿司も、外食も、海外旅行も、
「お金」があるから「経験」出来たこと。
だけど、これらのいわゆる「贅沢」な経験は、
その後、頭の中でこそ「惰性で繰り返そう」とはするけど、
そんなにワクワクしないのである。
言葉を変えれば、「飽きる」経験なのだ。
一方の、こいつ↓
これはやり過ぎだけど、
お金があったなら「通らなかった」「やらなかった」であろう【経験】たちは、
鮮明に今でも胸に残っている。
サラリーマンを辞めて6年経つのに、当時の「ふと」を思い出した理由は、
銀之輔さんの家造りワークショップ。
漆喰を塗ったり、釘を打ったり、消石灰をこねたり。
これ、発注したら1つも「経験」できなかったなと思ったの。
ゼネコンに発注したら(お金で)、
ひとっつも、「経験」出来なかったじゃん・・・、
と思った時に、当時のアレを思い出した。
「お金」とは、「経験しないで済む権利証」じゃないか。
「お金」があればあるほど、「経験」は減るんじゃないか。
と。
「苦労」は買ってでもしろ。
昔の偉人が、今日の数万字の無駄なブログを、たったの11文字であらわしてました。
さようなら。
北海道の皆さん、銀之輔さんの講演会が北海道でありますー。
会場には、たぶん僕も顔を出すと思うので、気になる方はぜひ。
https://ameblo.jp/ppaccory2/entry-12575166290.html
↓ウソっぽく聞こえるかもしれないけど、過去に数回思ったことがある。マジで。
「神さま、あの日宝くじに当てないでくれてありがとう。この経験が出来てなかった」って。
これ、マジで。
お金で出来る「経験」もあるけど、
お金がつぶす「経験」の方が多いと思う。
想像してみて。
あなたが死ぬほどお金を持っていたら、
「経験」は増えるだろうか?
まぁ数学的に正解を言えば、起こる「経験」の数は両者とも全く同じである。
金持ちでも貧乏でも。「経験」とは瞬間の連続だから
(過去記事⇒子供を産まなかった経験もないくせに)
でも、残る「経験」というか、
輝く「経験」というか、
なんていうか、
その、
とにかく、帝国ホテルのエッグベネディクト食べてみて。
一回は食べてみて(笑)
宿泊してない人(外来の人)も入れるから!
じゃーね。
「苦労は買ってでもしろ(エッグベネディクト以外は)」と言いながらポチ↓ポチ↓
さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。小学校6年生の長男コクトウ君と、2年生の長女ザラメちゃん、最近1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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