お彼岸は、春と秋の年に2回。

春分(秋分)の日+前後3日ずつで7日間。


【お彼岸】

向こう岸や、「彼方(かなた)」の岸辺に想いを馳せる1週間。


手が届かないモノ、
失った大切な家族、
未来、
過去、
夢。

そんな全ての「いまここ」に無いモノを、

何万年も前から「想い馳せている」ニンゲンって可愛い。



動物は脳の作りの影響で、

過去を振り返らない。

未来を夢見たりしない。


手が届かない「いまここ」に無いモノを、

欲したりもしない。

だから「後悔」も無いし、「挫折」も無いし、「苦痛」も無い。



「後悔」とは、「あの日違う方を選択すればよかった」という想い。

でも、「あの日」がまず無いし、「違う選択をしていた可能性(パラレル)」も無い。

だから動物たちには、「後悔」は無い。



「挫折」も無い。

誰かと比べることも、「うまく行っているはずの自分像」と比べることも無いから。



「苦痛」も無い。

いまここで起こっている事以外と比較対象出来ないから。





その上で、僕はニンゲンで良かったなぁとよく思う。

「後悔」も無い人生って、楽しいのかな。

「挫折」が無い日々って、面白いのかな。

と。


「苦痛」も味わえずに死んで行くなんて、

なんか、バイキングレストランに行ったのに、

「モンブラン」を味わえずに帰るようなもんじゃん。

行ったなら、全「種類」を味わいたいじゃん。


「幸せ」だけ起これ!だなんて、

白米だけ食べて帰るようなもんじゃん!











さ、モンブランが出たせいで一気に「イイ感じの文章」から醒めてしまいましたが、

お彼岸はあと3日間あります。


先祖(手が届かないけど確かに居たモノ)、

夢(今はここに無いけど確かに未来で待ってるモノ)、

反省(比べる必要が無い「あっちにしておけば」という過去)。



全てに手を合わせるのに、ちょうどいい時期なのでしょう。

(太陽光線と地軸が直交する期間ということに、物理的なヒントがあると思う。)



もう会えない大切な人を想い、

まだ手元にない夢を想像・創造し、

過去と比べて軌道修正する。


これはニンゲンにしか出来ない事なんだ。

ブッダに笑われようと、動物にバカにされようと、

めっさ「彼方(いまここに無い)」の岸辺を想おうじゃないか。



少なくとも、地球上のヒト科では何万年も続いて来た「オマツリゴト」なんだから。


 

 

 


昨夜のThe Rebirthへは2,300名を超える多くのご参加、ありがとうございました。

全員で「同じモノを観ている脳波」=「集合意識」を形成し、

全員で寝ました(笑)






カノン瞑想中は、コロナカの9か月間を皆で振り返りながら観照。


観照とは、「自分」を計算に入れずに「メタ認知」する位置。

宮沢賢治も詩で謳ってますね。



アラユルコトヲ「自分」をカンジョウニ入レズ二

 



カノン瞑想はそんな『観照(ビパッサナー)』を通して、

「わたし」をメタ認知する方法。

 


 


昨日も、ピアノを弾きながら30分間、

どこからともなく湧いて来た、降りてきた、そんな無数の言葉たちを、

参加している皆さんとシェアしましたが、

その中で何度も出て来たキーワード。



「変えたいという想い」こそを、変えてみる。




目が覚めて今日もまたいつもと変わらない1日が始まりますが、

「日常の有り難さ」「変わらなくても良い」という思いが、その心に芽生えているのなら、

これほど大きな変化は無いと思います。







本物のピアノじゃない電子ピアノでも効果があったならよかった(^^)/

しかも「平均律」チューニングなのに。


 

 


そして、「オンラインだからこそ、良かった」という意見が沢山あって、

 

思い切ってネットでやって良かった↓

 

 



「会場」って狭いもんね・・・。
 

 



 
 
 

眠っていても、リバースマントラは効果があると阿部さんがおっしゃってましたので、

大丈夫かと(^o^)


 

 





↑あ、今年もやります。

1年前の当時は「コロナ」なんて無かったから、

「1年後のチケット」を、去年の会場でもう販売してたので。

まさか、こんなことになるとは(笑)



今年の冬至の翌日にも、またミューザでエラールを入れて「純正律」でカノン瞑想をします。

昨日は電子ピアノで平均律でしたし、


ネット上で繋がる空間も良かったのですが。




生の音を、同じ空間で共有する「ライブ」でも、

またご縁があったらお会いしましょう。


秋分~冬至までの3か月間の「日常」を、

冬至の翌日に皆でまた振り返って、

「わたし」の「観照」を。

 

 

★さとみつろうピアノライブ&トークショー

日時:12月22日(冬至の翌日)
場所:ミューザ川崎シンフォニーホール

使用するピアノ:
エラール(1800年代製の貴重なアンティーク)

調律:Ddur完全純正律/432hz


↓チケット残りわずかです(コロナ対策で座席の半分しか売れないので)

 


↓今日は下の2つのボタンを押す祭、


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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。中1の長男コクトウ君と、小3の長女ザラメちゃん、最近1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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