夫の親友は、パリ市内で仕事してはる。
アパルトマンはパリ郊外に借り、週末は20年来のガールフレンドと共同で買った地元県にある一軒家で過ごすから、超現代風な週末事実婚をしてるな、と書いてる今気づいたわ。
親友は英語が結構しゃべれるから、フランス滞在中のうちにとってはかなりの清涼剤よ
だけやなく、案内してもらった親友と彼女の一軒家の中には、いわゆる書斎もあり、その本棚には『Death Note』もあったやん
日本の漫画も好きやねんて〜。
他にも数点うちが知らん漫画もあったわ
フランス語に訳されてるとのことなんで、日本の漫画はあちこちで大人気の模様。
てか、日本が開国した頃に日本文化が究極のシンプル美を持ってるといち早く気づいたんはフランス人やったな。
あの人達は自分らのゴテゴテ装飾文化の対極にある日本の美をきちんと理解できたから、やっぱり審美感は鋭いんやろう。
パリかその郊外で開催されるジャポンエキスポのことも親友は知ってたやん。興味はあるけどまだ行ったことは無いらしい。
ぜひ行ってくれたまへ
さらに盛り上がったんは、親友がさらに友達と日本へ旅行した数年前の話。東京と大阪と京都を巡ったとのこと。
この件については、義父母もうちのガイドで10年以上前に日本を旅行したから共通ネタとして夫の親友と話が弾んでたわ。
親友は日本の食事も気に入って職を堪能した様子。
パリ市内にある日本食レストランにも行くねん〜と言うてた。
チャイ経営の日本食レストランが多いから、ほんまもんの味を探すんは大変やろうな。
親友に「中国人と日本人の見分け方」を伝授しといたし
チャイは外股の扁平足でペタペタ歩くけど、日本人は内股でちょこちょこ歩く。
そして靴。シックなのは日本人。やたら派手なのは韓国人。見るからに安っぽいんは中国人(成金はブランド靴)。
パリには日本人は少ないけど、ぜひ見分けてくれ言うたらおおそうか!と張り切ってはった。
で、色々気になるパリ市内。
親友に治安の様子を聞いてみた。ここ10年で大きな変化を感じたかどうか?
彼によると「そんなに感じない。でも(地図を指しながら)危ない地域(パリの北東あたりやったかな?)には僕は絶対に近づかない」んやて。
地元民ですら絶対に近寄らないなんて、ほんまにヤバし
さて、親友の彼女は実は中高生の数学教師。
15年くらい学校で教えてるんやて。
彼女にも聞いてみた。15年で生徒の能力や態度は変わったかどうか?
「明らかに数学のレベルは下がった。でも態度はそんな大きな変化はなく、普通のお行儀のまま」とのこと。
へぇ〜
フランスのティーンの数学情報なんてなかなか聞けんので、興味深いやん。
ただし、フランスの数学レベルは元から決して低くはない。アメリカのそこいらへんの中高生向け数学はお粗末やから、うちとしてはまだフランスの中高生の数学の方がはるかに高度やと推測する。
会話の場は親友たちの家からレストランへ移って、そこでも延々フランス人達は話し込んでた。久しぶりやからな〜。
うちは暇。子供らのトイレに何回も付き添ったりしても、手持ち無沙汰。かと言ってスマホでゲームするんもはばかられ
これも修行やな〜と時々子供らとあっち向いてホイなんぞしてました。
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